すぐそばにある「新しいこと」

朝通りかかるおうちの庭の柿の実が少しずつ大きくなってきました。
朝、明るくなる時間が少しずつ遅くなっているし、
夕暮れも、少しずつ早くなってきました。
毎日あっつくて、夏真っ盛りではあるけれど、
季節は着実に秋に向かっているのですね〜。
はやいなあ〜。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

昨日は、打ち合わせから打ち合わせへ渡り歩き、
途中、中途半端に時間が余って、スタバで休憩。
いつもは、コーヒーしか飲まないので、
「なんちゃらフラペチーノ」的なものは、頼んだことがなかったのですが、
あまりに暑くて、初めて「ピーチフラペチーノ」をオーダーしました。

これが、おいしかったんだなあ〜!
もっと甘いのかと思っていたら、桃本来のうっすらとした甘さ。
桃風味の氷の中には、しっかり果肉が入っていて、上にのっているピーチホイップクリームもおいしい!

ただ、太いストローで、ズズズズッと吸わなくてはいけなくて、
途中で、スプーンを借りに行こうかなと思ったけれど、
混んでいたので、一生懸命ズズズズッといただきました。笑

私は保守的なので、
たとえば、コロモチャヤさんでは、いつも同じタルトしか頼まないし、
取り寄せている on the dish さんのパンはいつも同じ。

飽き性だと言う割には、定番が決まっています。

でも、ちょっと「いつもと違うもの」を頼んでみるだけで、
こんな身近に「いつもと違う体験」が潜んでいるんだなあと実感しました。

小さなチャレンジ、大事ですね。

打ち合わせを終えて、吉祥寺に戻ると、夏ならではの夕暮れの空。
夕飯の買い物をして、自転車置き場に急ぐ途中、
信号待ちで見上げた空がそれは美しくて!

「あ〜、しあわせ!」
と思わずぼ〜っと見上げてしまいました。

 

自転車置き場につくと、今度はまた違った表情の夕焼けが。

今から15年くらい前に「おへその旅」という「おへそ」の別冊を作りました。

山本祐布子さんとブルートレインで東京から洞爺湖までパンを買いに行く旅。
大谷マキさんとの、初めての登山。
中川正子さんと仏像を見に行く旅
「トゥジュー」注連野昌代さんと、韓国へ
イイホシユミコさんと、美術館へ。

今見返しても、楽しい取材だったなあ〜。(残念ながら絶版です)

その中で、「すぐそこにある旅 朝を見つけに出かけよう」というページを作りました。
これは、私が出張で、朝イチの飛行機や新幹線に乗る時に見る、
吉祥寺の朝の風景に、毎回感動する………
という体験をもとに、
「いつも」と違う時間に、自分の街を歩いてみたら、
遠くに出かけなくても、旅する気分を味わえるかも……という提案でした。


今、原稿てんこ盛りで、次の取材も始まって、おへその校正もあって、いっぱいいっぱいのワタクシ……。
「あ〜、終わったら、面白いことしよ!」
「だから、今はがまん、がまん!」と
ち〜んと固まっていたけれど、

朝焼けや夕焼けの風景だったり、
いつものスタバの新しいメニューだったり。
「新しい体験」って、意外にすぐそばにあるものなんですよね〜。

ふっと心に風を通すのは、自分次第なのだなあと反省しました。

今度は、抹茶クリームフラペチーノに挑戦してみようかなあ。笑

みなさんの「すぐ横」にある新しいものはなんでしょうか?

 

今日もいい1日を!

 


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