18年分の「暮らしのおへそ」がぎゅっと1冊に!

じゃじゃ〜ん!
6月2日に新刊が出ます!
もやもやしたら、習慣かえてみたら?」(主婦と生活社)

「暮らしのおへを」を立ち上げて、今年でなんと18年目。
最近、読者になってくださった方から
「1号から読みたいのに、もう手に入らなくて残念」
という嬉しい声を聞くことも。

そこで、18年、35冊分(今作っているのが36冊目)のおへそのバックナンバーを見直して、
「これ、ぜひみなさんに読んでいただきたい!」と思うおへそをピックアップ。
さらに、あの時の取材の舞台裏や、
取材時から数年が経ち、
当時とはちょっと違う目でその時の「おへそ」を眺め、考えたことなどを
私のエッセイとしてプラスしました。
つまり、2部構成になっている、ってことです。

たとえば、樹木希林さんならこんな感じ。

今回、この本を作るにあたって、
35冊の「暮らしのおへそ」、全てに目を通しました。
今回は掲載できなかったけれど、
1号目の巻頭は夏木マリさん。
まだ芸能人の方の取材には慣れていなくて、心臓が飛び出すほど緊張したよなあ
とか。
塗師の赤木明登さんの「おへそ」は、
「夫婦で手をつないで散歩に行く」だったよなあ〜。
など、
18年前からの取材のひとときひとときが目に浮かんできて、
床に広げた35冊のおへそに囲まれながら、
幸せな気分を味わいました。

失敗することはダメじゃない。「失敗はデータです」
と教えてくれた植松努さん。

スプーン3杯の小麦粉で餃子を作り
「食べ切れる量で作る」おへそを伝授してくれた
按田餃子の按田優子さん。

家での料理はおいしすぎちゃダメ。
70点の料理を、とびっくりするセオリーを披露してくれた料理家の瀬尾幸子さん。

「今の人生」の横には「別の人生」があると気づくことができたら
頑張ってうまくいかなかったら諦めることができる、
と語ってくれた為末大さん。

どの人のおへそも、
私にとっては、人生の宝箱というものがあったとしたなら
そこへ、大切にしまっておきたくなるお話ばかりでした。

本の構成は4章に分かれていて、

1章 やりたいことがわからない人へ
2章 家事がつらい人へ
3章 ご飯づくりをラクにしたい人へ
4章 時間の使い方が上手になりたい人へ

となっています。
今何かが「もやもや」している人に、
「おへその言葉」がお役に立てたらなあと思っています。

18年間「暮らしのおへそ」を作り続けながら
私自身が、いろんな方の「おへそ」を自宅へと持って帰り、
真似してやってみて、
「やっぱり私には無理」と手放したり、
三日坊主の私が奇跡的に続けることができて、
朝のウォーキングや、30分掃除など、すっかり暮らしに定着したり。

そして今、確信しているのが
「人生の舵をぐっと切ることは難しいけれど、
いつもの習慣を変えてみることなら、明日からできる」ということ。
そして、「どんなささやかな習慣でも、明日を変える力がある」ということ。

帯には「習慣は、人生をかえる最小単位」と書きました。

文字だけの美しい表紙を作ってくださったのは
「なかよし図工室」の成澤豪さんと宏美さん。
すべての再掲載の許可を取ってくれたのは、編集の木村愛ちゃん
そして、掲載を許可してくださった37人のみなさん。
その写真を撮ってくれた、いつもお世話になっているカメラマンの方たち。
ありがとうございました!
いろんな人の力が集まって、18年間が1冊にまとまりました。

「もやもやしたら、習慣かえてみたら?」
6月2日発売です。
amazonでは、予約が始まっています。

よかったらお手に取ってみてくださいね。

そして!!

発売日の6月2日の夜9時から。
発売記念のインスタライブを、木村愛ちゃんと一緒に
私の自宅からお届けする予定です。

@noriichida
@kurashi_to_oshare

夕飯の片付けが終わった時間に、お酒やお茶でも手に見ていただけたら嬉しいです。

みなさま、今日もいい1日を。


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