七夕の昨日、素敵なプレゼントが届きました〜！
拙著「もっと早く言ってよ。50代の私から20代の私に伝えたいこと」(扶桑社）
の表紙や中ページのイラストを描いてくださったコーチはじめさんから。

５月に福島の「空カフェ」さんで行われていたコーチさんの絵の展示会で
見せていただいていたものです。

嬉しいなあ〜。
すごくシンプルで、いろんなものを省いているのに、
ちゃんとチューリップの可愛らしさがビンビンと伝わってくる……。
優しいけれど強い！
そんな絵が大好きです。

「空カフェ」さんには、このチューリップの絵がたくさん飾られていて、
「どの絵がいいですか？」と聞かれて、
迷いまくっていたら、
コーチさんが、「僕はこれがいちばん気に入っています」とおっしゃったのを
いただいてしまいました！

でも、それだけじゃなかったのです！
チューリップの絵を取り出してみたら……。
下からもう１枚絵が出てきたではありませんか！

手書きのメッセージカードには、「もしよかったら、取り替えて飾ってください」と……。
ワンピースにチューリップが描かれた絵を見て、すぐにピンときました！

あ、これ、私のワンピースだって！

コーチさんは、私が福島を訪ねた際に来ていたワンピースに
チューリップを重ねて描いてくださったのでした。

なんという粋なプレゼントでしょう！
福島までエイッと新幹線に乗って出かけたあの日のあの時間が
蘇ってくるようでした。

その人だけのためのスペシャルな贈り物……。
わざわざ時間を作ってこの１枚を描いてくださったんだなあと思うと
それだけで、心が満たされます。

私もこういう贈り物ができる人になりたいなあと思いました。

実は「空カフェ」オーナーの阿部典子さんが、先日東京にいらっしゃって、
お茶をしながらあれこれおしゃべりしました。
その後、ご自身で作られているブルーベリーを送っていただき、
こちらも、毎日ヨーグルトと一緒にいただいています。

みなさんによくしていただいて、心が満タンです！

 

さっそく絵を部屋に飾ってみました。
「もっと早く言ってよ」は、早々と重版が決まり、
コーチさんをはじめ、みなさまには本当に感謝しています。

この本の中に書いたことのひとつ……。

 

20代、30代の頃の私は、本当に自分のことだけで精一杯でした。
すべては、自分の仕事の役に立つ？　自分にとって何かいいことある？
と問いかけて、「得になること」だけしかやろうとしなかったなあと思います。

本にはこんな風に書きました。

「自分のコップが小さすぎて、すぐに溢れ出してしまうので、
仕事に関係ないことの前は目をつぶって通り過ぎ、
寄り道、回り道するなんてどんでもない！と思っていたなあ」

 

でも……。
こんな風に、誰かが私のためにしてくれる「何か」に触れる度に
なんて嬉しいんだろう！　なんて幸せなんだろう！　と気づかせてもらった気がします。

 

「今すぐ役に立つことばかりに必死になっていると、『今』以上のことは起こりません。
『役に立たないこと』って、そこから何が始まるかまったくわからない。
だからこそ、自分の想像以上のことが起こるんだよね。（中略）
世の中って、『役に立つこと』だけで回っているわけじゃない。
『役に立たないこと』の中にあるパワーってすごい！と信じています」。

みなさんは、「得にならないこと」をやってみたことがありますか？

今日もいい１日を！