「こういうのあったらいいな〜」を見つけたワクワク

紫陽花のまだ色づく前の、緑の花を生けるのは、今だけのお楽しみ。
瑞々しくて、見ているだけで心が潤う気がします。
生けてからも、少しずつ色が変わってきます。

さて。
最近買ってよかったものをご紹介します。
ひとつはこれ!
もう持っていらっしゃる方も多いかもしれませんね。

ビンを捨てるときに、プラスチックのフタを取るのに使います。
以前は、資源ゴミの日の朝に、
「あ〜ん、とれない〜」とイライラしながら、
ハサミで挟んだり、ペティナイフを差し込んでとったりと
結構アブナイことをしておりました。
でも、ず〜っと「も〜、しょ〜がないよね〜」と
その作業の不毛さを、当たり前だと思って繰り返してきたのです。

でも……。
ある日ふと、「そういえば、コレを取る道具あるよね!」
と思い立ち、検索してみたら、あるある!
さっそくポチッてみました。
届いて、使ってみたら……。
これが面白いように、すばやく、スムーズにフタが取れるのです!

「え、イチダさん、今頃気づいたの?」と言われそうですが……。

いや〜、専門の道具の力ってすごいですね〜。
スポンと簡単にフタがとれて、気持ちいいこと!
(持ち手が、白とか黒のシンプルなものがよかったのですが、見つからなくて、それだけが心残りです)

不便なことって、意外に「不便だ」と気づかないものなのかも。
「あ〜、もう!」と感じたら
「これ、改善できないかな?」と考えてみるって、
すごく大事なプロセスなんだ、と改めて思った次第です。

もうひとつはコレ。

以前、伊勢のVisonに行ったときに、陶芸家内田鋼一さんのお店で買った白い小皿です。
実は、いくつか小皿を持っていたのですが、
いつも「あ〜、もうひとまわり大きかったらな」
「あ〜、もうちょっと深かったらな」
と、使うたびに「何かが不満」という状態が続いていました。
なので、ず〜っと、「定番」をちゃんとそろえたい、と思っていたのです。

でも、小皿ってどこでもあるようで、なかなか買えない……。
コレ、という決め手がなくて決断できない……という状態が続いていました。

そんな時、出会ったこの3サイズの小皿に
「これだ〜!」と飛びついたというわけです。

普通サイズ(上の写真の真ん中2枚)は、漬物を盛ったり、お刺身用のしょうゆを入れたり。
ひとまわり大きなサイズは、クッキーを入れたり、小さなタルトならのるし、
最近よく作っているプリンにも。
春巻きやしゅうまいのときには、こちらの大きなサイズにしょうゆと辛子を。
少し深めの皿には、一口サイズの胡麻豆腐を入れたり、
もずく酢を盛ったり。

この3サイズでほとんどすべてがまかなえるようになりました。
なんにでも使える、真っ白な小皿を、サイズ違いでそろえる、って
ストレスなしで用意ができ、とってもいいと思います。

暮らしの中の小さな道具を、
「こうだったらいいなあ〜」という思いとぴったり一致させる。
これって、豪華なものを買うよりも、
ずっと「よっしゃ〜!」という満足感を与えてくれるような気がします。

みなさんは、最近なにかいいもの、買いましたか?

今日もいい1日を。


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