東京はき〜んと冷え込んでいます。
古い我が家は、これからがつらい時期……。
朝起きると、白い息がでることも。
でも、わたしはそんな冬が結構好きです。
ピーンと張り詰めた冬の空気は、なんだか背筋を伸ばしてくれるような気がします。
さて!
取材で福岡に行ってまいりました。
仕事が終わってからちょっと寄り道。
上の写真は、ずっと行ってみたかった「パッパライライ」のランチ。
古い一軒家を改装したここは、展示会に行ったことはあったけれど、
お昼しか営業していないので、
取材時には、なかなかご飯を食べにいく機会がなかったのでした。
周りの木々も、古い家のたたずまいもとても素敵。
サラダランチの中から、私はアボカドとフルーツのサラダをチョイス。
大根、さつまいも、ナスなどの野菜と、柿やみかん、いちごなどのフルーツが
まるでリースのように美しく盛り付けられていて、とってもおいしかったです。
そして、ちょっと足を伸ばして、車で1時間ほどの若宮へ。
拙著「おしゃれの制服化」(SBクリエイティブ)で平井かずみさんに教えてもらって
ずっと行ってみたかった「うつしき」さんへ。
こんなところにお店があるのかなあ?
と民家の周りをうろうろし、やっと入り口を発見!
ここは、アクセサリー作家のyasuhide onoさんが
もと鶏舎だった建物を少しずつご自身のアトリエとギャラリーショップとして改装されたお店です。
中には、アクセサリーだけではなく、
器や古いもの、洋服など、思っていた以上にいろいろな商品が並んでいて、
すべてがひとつの視点で選ばれたことを感じました。
私は小さなピアスをひとつ買いました。
オリジナルの布のケースも素敵です。
本当は原稿がてんこ盛りなんだけれど、
取材の後の寄り道は、「いつも」からちょっと離れて
「ああ、こんな世界もあったんだよな〜」
と、視界を開くことを思い出させてくれます。
猪突猛進型の私は、つい、1点しか見つめられなくなります。
複眼を持ちたい……とずっと思っているけれど、なかなかうまくいきません。
そんな時には、むりやり行動してしまうのもひとつの手なのかも。
原稿から無理やり離れて寄り道してみる……。
そうすると、いつものパソコンの前の外側には、
こんなに豊かな世界が広がっている、と改めて感じることができます。
そんな言い訳を考えながら、楽しいひとときを過ごしました。
さ、今日からは原稿がんばろ!