誰かを信頼するのは、相手の全部じゃなくていい

img_6420

嵐の前の静けさ。穏やかな朝を迎えた東京です。
みなさま、いかがおすごしですか?

 

和菓子がおいしい季節になりましたね。
上の写真は「あけぼの」のもちどら。
吉祥寺バージョンのみ、この笑顔パターンだそうです。
一口タイプの小さめで、食べるとモチっとしているのが特徴。
私はコレが大好きです。

 

先日ある方と「信頼」ということについて話をしました。
誰かと一緒に何かをするとき、できれば「信頼関係」を築きたい。
でも……。
あの人に信頼されていない気がする。
だったり、
あの人のことはなんか信頼できない。
だったり。

なにかしらいつもすれ違って、相互の心を満たす関係になるのはなかなか難しいものです。

「どうも、信頼関係が結べていない気がするんだよね〜」
と私が言うと、その方が言ってくれた一言にハッとしました。

「イチダさんは、相手を信頼するときに
『相手が自分を信頼している』という条件をつけてるんじゃない?」

わお〜!
その通りかも……。
私はずっと「あの人が私のことを信頼してくれないから、信頼関係が結べない」
と思っていたのです。

信頼関係を結びたいなら、「信頼してもらう」ことより「信頼する」が先にこなくちゃ
何も始まらないのかも。

もうひとつ。
人を丸ごと信頼するってなかなか難しい。
だったら、その人の「一部」を信頼してみようか……と思ったのでした。

相手が持っている○を全部「信頼」という色で塗りつぶさないと信頼できない、
となるとなかなか大変です。
でも、一部だけでも「信頼色」で塗ることができたら……。
そうやって、少しずつ信頼の面積を増やしていけばいい……。

 

夫を、親を、子供を、友達を、仕事仲間を信頼する……。
信頼って、目をつぶっても確かにそこにある強くて優しい関係です。
一度に全部と欲張らず、
少しずつ少しずつ、あのモチどらみたいに、笑顔を増やしていければいいなと思うこのごろです。

 

 

台風の被害が広がりませんように。
みなさま、いい1日を。

 

 

 


一田憲子ブログ「日々のこと」一覧へ