東京に戻り、いよいよ本格始動です。
みなさま、どんな月曜日を迎えていらっしゃるでしょうか?
からりと晴れた青空のように、
ご機嫌に、軽やかに、一歩を踏み出したいですね。
さて!
ジャジャジャン!
1月22日に新刊が出ます。
「暮らしに必要なものは、自分で決めていい」(秀和システム)
若い頃から、ずっと「あの人が使っているから」とか
「巷で人気だから」とか
「これを持ってる私ってどうよ?」と
誰かの目を気にしてものを選んできたワタクシ……。
50歳を過ぎて、ようやく
自分の暮らしに必要なものは、自分で選んでいいんだ、と思えるようになりました。
おそっ!
自分に正直に、本当に「これ便利」「これ素敵」「これ大好き」と選んだ
衣食住にまつわるものを、小さなエッセイと共にご紹介しています。
たとえは……。
お尻が大きくてもきれいにはける「ビショップ」のテイパードパンツだったり、
我が家でおかずを取り分ける時には、なくてはならない、坂野友紀さん作の
サーバーだったり、
かかとがツルツルになる「ドクターショール」の電動角質リムーバーだったり。
どれも私がリアルに使っているものばかりなので、
ちょっとお恥ずかしいのですが、
リアルだからこそ、読んでくださるみなさまの
何かのヒントになればいいなあと思っています。
実は、この本を担当してくださった編集者、
「秀和システム」の黒川裕二さんは、
今から20年ほど前に「主婦と生活社」で「美しい部屋」の編集長だった方です。
まだフリーライターになりたてだった私は、
当時、夜中まで編集部で入稿したり、
終わって屋台にラーメンを食べに行ったり、
がっつり一緒にお仕事をさせていただきました。
「20年ぶりにイチダさんの原稿を読んだよ。
懐が深くて、味わいのある原稿でした。こんなにうまかったかなあ〜」
と言っていただいた時には、感無量で思わず涙がこぼれました。
デザインは、引田大さん。
写真は、このサイトでも写真を撮ってくれていて、昨年フォトグラファーとして
独立した近藤さなさんです。
Amazonでは、予約が始まっているようです。(表紙の写真はまだアップされていませんが)
みなさま、よかったらぜひ読んでみてくださいね。