年末年始は主人の実家の熊本で過ごしています。まずは年末恒例の餅つきでついたあんこ餅を焼いていただきました。つきたてをそのまま食べるのも美味しいのですが、ちょっと潰してから焼くと梅ヶ枝餅みたいに皮が香ばしくて、この食べ方も好きです。
午後から正月の飾りを探しに裏山へ行きました。
まずは南天の葉。
赤い実もたくさんありました。
これはなかなか貴重なものを発見!白南天の実。
山を散策した後は、近所のおじさんの庭になってる金柑をもらいにいきました。今年もたくさん実をつけてました。
おじさんに「全部取ってっていいよ。」と言われたので、母と娘と3人で一生懸命にちぎりましたよ。袋がこんなにいっぱいです!
おせちの準備をちょっとずつスタート。まずは栗きんとんから。最近ウチの栗きんとんは焼き芋と市販の甘露煮を使って簡単に作ります。焼き芋の皮を剥いてフードプロセッサーにかける。その時栗の甘露煮の汁を少し足しながら滑らかになるまで調整。
あとは甘露煮に混ぜるだけで完成!
あとは白花豆と黒豆も圧力鍋で炊いておきました。
そろそろ夕飯の準備です。今日のメニューはぶりの照り焼き。醤油とみりん、生姜を入れた漬け汁ごと焼いていきます。
いい照りに仕上がりました!
もう一品は豚バラとキャベツのナンプラー炒め。最初はオイスターソースでささっと炒めるつもりでしたが、照り焼きが甘めなので、ちょっと違った味付けに。ゴマと味噌も少し入れて。ご飯が進むおかずになりました。
夕飯の後は金柑の甘露煮作り。ヘタを取ってタテ4本に切れ目を入れ、種を取る作業。ここが一番大変な作業なので、義母とおしゃべりしながらせっせと進めました。しゃべっていたら小一時間であっという間に終了。
これが終わったら、アク取りをし、てん菜糖をまぶしてひと晩つけておきました。
翌朝、金柑から果汁が出てきていました。これを火にかけていきます。
ゆっくり火をかけて2時間程度で柔らかい甘露煮に仕上がりました。
本日は大晦日なので、お昼は年越しそば。どんこと揚げを甘く炊いてたっぷり乗せていただきます。揚げはこの「南関揚げ」を使います。これが普通の揚げとはちょっと違い、コシが強くてなんとも言えない食感で美味しいのです。
塩山の南関揚げ これは大きさがバラバラのお得用↓
しいたけの戻し汁と一緒に酒、醤油、みりん、てん菜糖でちょっと甘めの味付け。
これに飾りかまぼことあげ玉をかけて。しいたけと揚げから甘じょっぱい味がじゅわっと染み出して美味しかった。
おせちの準備を開始。お煮しめのれんこんと人参を飾り切りしました。
しいたけの戻し汁と酒、醤油、みりんで味付け。落し蓋をして小一時間で完成。鍋いっぱいに出来ました。
はんぺんを使って簡単に伊達巻を作ります。。玉子12個でたっぷり2本分。
今年はバットに流してオーブンで焼いて作りました。200℃ 30分。表面がこんがりといい色に焼き上がりました。
これを温かいうちにすだれで巻いたら出来上がり。今回は焼き目を内側に入れました。
牛肉の八幡巻は圧力鍋で5分程度かけてから、煮汁を煮詰めたら完成。
下ゆでして作るより簡単に出来ました!
だいたいおせちの準備が出来たので、あとは詰め作業を残し、夜は近くのお寺に鐘を打ちに行ってきました。
朝、重箱に詰めて完成。今年も義母と2人でがんばりました!
あんこ餅を入れた甘じょっぱい雑煮も毎年楽しみにしている実家ならではの味。醤油ベースの出汁にれんこんやごぼう、人参などの根菜がたっぷり入ってます。
こんな風に中からあんこが出てきます。この甘じょっぱさがたまりません。
このあんこ餅の雑煮を知ってから、今やすっかりこの味のとりこです。そしていつの間かこれが我が家のスタンダードになりました。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。