私はおかずを作るときは細々と作らずにどっさり作ります。余ったおかずを活用して夕飯メニューに展開させることで、いつもこれに助けられています。
一から何品も作るのは大変だけど、作り置きおかずがあれば、そのまま出せるのはもちろん、ちょっと手を加えるだけで新たなおかずになるので、簡単に一品できてしまいます。たくさん作っても、同じものが続かないように変化をつけて、使い切るようにしています。
週末山の家で作ったおかず3品↓
⚫︎あさりときのこのオイル煮
→著者「パンによく合うかんたんサラダ弁当」P17の中でも紹介していますが、これはあさりの水煮缶を使って作るので手軽で簡単。他の料理にも展開しやすいので、よく作ります。今回はグリーンオリーブの替わりにアンチョビペーストで味付けしました。
あさりときのこのオイル煮 材料>あさり缶1缶、しめじきのこ1パック、アンチョビペースト、ニンニク1片、オリーブオイル適宜(120ml程度) 作り方>片手鍋に刻んだにんにくとあさり水煮(水気切る)、きのこ、アンチョビペーストを入れ、具材がかぶるくらいのオリーブオイルを入れたら火にかける。具材に火が通ったら最後に塩で味を整える
⚫︎キャベツと大根の葉のアンチョビバターソテーとジャーマンソーセージ
→ざく切りしたキャベツと大根の葉をニンニクオリーブオイルで炒め、仕上げにアンチョビペーストとバターでソテーしたもの。
⚫︎ミートソース
→前回載せた作り方>たまねぎ1/2、にんじん1/2、セロリ1/2、石づきを取ったしいたけ3個をみじん切りする。厚手の鍋に潰したニンニクとオリーブオイルを入れて火にかけ、香りがしてきたら、野菜を入れ、弱火でよく炒める。しんなりしてきたら、しいたけを加えて炒める。そこに挽肉をほぐしながら入れ、ナツメグ2振り程度を加えて炒め、肉の色が変わったら、赤ワイン1カップ程度入れて煮詰め、汁気がなくなってきたらホールトマト2缶分(4カップ)を手で潰しながら加え、水分を飛ばしながら煮詰める。
上記3品を使って、平日展開したメニューをご紹介します。
展開メニュー
「かぼちゃのミートグラタン」
かぼちゃはひと口大にカットし、耐熱皿に並べラップしレンジで加熱する。ラップを外し、⚫︎ミートソースを乗せる。(先日のチーズフォンデュが余っていたので、これもこのタイミングでかぼちゃに混ぜて使い切りました。カサ増ししたいときは、ナスやきのこを炒めてここに入れても!)
200℃のオーブンに入れて10分ほど加熱。途中でやっぱりチーズを乗せたくなり、ピザ用チーズを乗せてオーブンでこんがりするまで焼きました。
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「あさりとキャベツのジェノベーゼショートパスタ」
フライパンに火をかけ、⚫︎あさりときのこのオイル煮 を入れ、温まってきたら、⚫︎キャベツと大根の葉のアンチョビバターソテーを入れ、軽く炒め、ここに茹で上がったペンネ(この日はフジッリ)とバジルペーストを入れて、全体的に和える。味を見て塩で調整。
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「ソーセージと野菜のスープ」
出汁(しいたけと昆布)を鍋に移し、火にかける。沸騰するまでに、玉ねぎと人参をさいの目に切る。沸騰したら、潰しにんにくと一緒に入れ、煮る。この中に、⚫︎キャベツと大根の葉のアンチョビバターソテーとジャーマンソーセージを刻んで入れ、⚫︎あさりときのこのオイル煮 を入れる。味を見て塩気を調整。
これでこの日の平日夕飯リメイクおかず3品の完成です。
週末たくさん作ったものも、こんな風にちょっとずつリメイクしながら飽きずに無駄なく活用。使い切ったら、また新たなおかずを作り、ちょっとずつスライドしながら平日を回しています。