10月頭の3連休の山生活後半戦。
最終日の朝ごはんは、豆乳のフレンチトースト。厚切りにした角食3枚を4等分に切り、豆乳、卵、甜菜糖で作ったアパレイユに前日から浸しておきました。
いつもはココナッツオイルを使うのですが、今日はバターで。低温で焦さないようにゆっくり焼いていきます。バターがいい香り!
今日はこのフレンチトーストにマスカルポーネとメープルシロップ、ベーコンをのせていただきます。子どもたちにはかぼちゃのスープ、大人はコーヒーで。
こんがりといい色に焼けました。それではいただきまーす!
息子はメープルシロップよりはちみつ派。マスカルポーネにはちみつをたっぷりかけて嬉しそうに食べてました。私はメープルでいただきました。ベーコンの塩気と合わせて食べるフレンチトーストが好きです。
食べ終わったら、急いで出発です。
この日は、5月に参加したURBAN FARMERS CLUB(アーバンファーマーズクラブ)が主催する農業体験に参加してきました。
アーバンファーマーズクラブとは「渋谷の農家」である小倉さんを代表とした都会での農業を活性化させる団体。その中で結成された田んぼ部による活動で、本日は前回参加した甲府市街から車で30分の山のふもとにある300年以上の石垣棚田が今も現存する里山「帯那」に畑を借りて「コシヒカリ」を作るプロジェクトの最終章の稲刈り。「田起こし」以来の2回目の参加でした。娘も長靴に軍手、手ぬぐいを頭に巻いて参戦。
息子も初めての稲刈りにちょっとドキドキ。鎌を持って気合い入ってます!
左利きだからちょっとやりづらそうでしたが、頑張ってましたよ。
娘は刈った稲を運ぶお手伝いをしました。ほら、遊ばないでよー!
みんな黙々と作業を進めます。だいぶ地面が見えてきました。
刈った稲は束ねて藁で結んでいきます。結ぶと言っても固結びをするのではなく、まず、稲束の下に藁を通し、2回捻ってから先を輪に通す作業。これがかなり大変!力加減によって藁切れてしまうので、コツを掴むまで時間がかかりました。
息子はみんなに藁を配り歩くお手伝い。
ようやく束ね終わると、最後はそれを掛けていく作業。束を7対3に分けて、日が当たる方を7にして掛けました。なるほど〜稲刈りひとつとっても知らないことだらけ。これからお米を食べるときはより一層感謝して食べられるね!
全部掛け終わりました!みんなよく頑張りました。
トンボがたくさん飛んでいたので、娘はトンボになりきって飛んでました!
さあ、これから待ちに待ったお昼ごはん。今回も農家さんの家でご馳走を振る舞っていただきました。こちらは山で採ったきのこを使った汁。
そして甘く炊いたあずき入りのお赤飯のおにぎり。こんなに甘いお赤飯なんて初めてです。甘くて美味しい〜!かぼちゃ煮、山菜の佃煮、きのこの酢の物、ぬか漬けなど心尽くしの田舎料理がずらりと並びます。
庭では、バーベキューが始まってました。朝、狩りをしたばかりの鹿肉に甘味噌をたっぷりつけて焼いたり、鶏肉のバルサミコ酢醤油焼き、採れたての野菜など、頑張った後の身体に染み渡るごはんでした。
美味しかったー!
食べ終わっだ後、山へ湧き水を見に行く途中、棚田からみんなで眺めた夕暮れの景色。清々しくて、晴れ晴れした気持ちになりました。
いい体験になりました。次はいよいよ自分達で刈ったお米の収穫祭です。お楽しみは続きます。