この時期、まだ朝5時半は外が暗くて、
ウォーキングに出かけても、どんな草花が芽吹いているのか、
木の枝には、どんなつぼみが膨らみ始めているのか
見えません。

その代わり、目がいくのが空。
漆黒ではなく、ちょっと青みがかった早朝の空に
月がどんどん形を変えていき、
「あ、あそこにも星があった」とその位置を確認し、
帰り道には、少しずつピンク色に染まっていく様子を眺める……。

植物に目がいっていたときには、気づかない空の変化がくっきりと見えてきます。

これって「書く」ことと似ているなあと思います。
「書く」というアンテナが立っていないと、
さらさらと流れ去っていく日常の中、
「何かを書きたい」という目で見つめると、
いろんなことが見えてくる……。
それが「書く」ことの楽しさだよなあと思います。

今年最初のライター塾のお知らせです。
記念すべき第30回のリアルなライター塾を開催します。

通信コースと違って、リアルなライター塾のいいところは、
私とのキャッチボールの中で、
みなさんに「私、いったい何が書きたかったんだっけ？」ということをご自身で見つけていただく、ということ。
その場で文章を書いていただきますが、
完璧な文章を書くのが目的ではありません。

どうして書けないのか？
何が書けないのか？

自分で手を動かして書いてみて初めて、それがわかります。
そして、私が「これはどうしてそう思うの？」
と質問することで、
「あ！そうか！」と気づいていただく……。
そんなプロセスを体験できるのが、
リアルライター塾のいちばんの特徴です。

詳細は下記です。