日常の一歩外でオットと話す

 

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梅雨を通り越して、一気に夏が来たようですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私は、週末は松本クラフトフェアへ行って来ました。
初めて来たのはおそらく15年ぐらい前。
当時は、いろいろな作家さんに出会うのがワクワクと楽しくて、
クタクタになるまで、あちこちめぐり、
いっぱいお買い物をして帰ったものでした。

 

今は、どちらかといえば、遠足気分。
朝6時くらいに車で家を出て、9時頃到着。
午前中にクラフトフェアを周り、
行きつけの店でランチをして、
午後からは、温泉に行ったり、公園で寝転んで本を読んだり。

 

上の写真は今回買った渡邊文矢さんの木彫の作品を泊まっているホテルで撮ったものです。

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こうやってプチ旅行に来る良さは、
日常から一歩出ることだよなあと思います。
そして、普段はバタバタしていてあんまり話せないことを
連れ合いと話すよい機会になること。

それぞれの仕事のこと、そこで起きた出来事、
いつもの人間関係、そして、そこで感じたこと、考えたこと。

普段の生活の中では、
互いに別の世界で仕事をしているので、
そこで起きたことを話すのは、ある意味面倒くさい!
イチから説明しないとわからないし……。
聞く方も、自分のことでいっぱいいっぱいで、
なかなか相手の世界まで想像力を広げ
思いを重ねて聞くのが難しい……。

もちろん、夕飯を食べながら、なんとなくその日起こったことは
話すけれど、
そこからどう考えたか、これからどうしたいか、
などという一歩突っ込んだ話は、
こうして旅先で、
原っぱで寝転がりながら、とか
夜お酒を飲みながら、だとポツリポツリ語り合える気がします。

普段は「も〜!」とイライラしたり、
「やっぱり、所詮他人なのよね」と考え方が違うことにがっかりしたり。
でも、ず〜っと長く一緒にいると、
私の今までの歩みをすぐ側で見ていてくれて、
一番ダメダメな私を知っていて、
わかってくれるのは、
悔しいけれど、オットなのだよなあと思うのでした。

そして、そんな当たり前のことを、
すっかり忘れていたんだ、と気づきます。

みなさんは、夫婦でどんな会話をされるのでしょうか?

素敵な1週間を!

 

 


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