「ま、いいか」のゆるゆる収納改造計画

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あっという間に2月半ばになりました。
私は、いつも年末は仕事をドタバタと片付け、旅立ってしまうので、
年が明けてからの1〜2月に、大掃除や片付けをします。
今年はお正月早々にお風呂掃除中に怪我をしたため、いつもよりスローペースで進めています。

そんな中で、ここに引っ越してきてから、ず〜〜っと気になっていた場所についに着手!
ここに住んでもう10年以上になるので、10年以上グチャグチャのまま暮らしてきました。

一つがリビングのサイドボードの中。
薬や裁縫道具や文房具など日常で使うものが入っているのですが、
以前は、古道具屋さんで見つけた木箱だったり、錆びた金属の箱だったり。
大好きな味わい深い箱に、あれこれをしまい、このチェストの中に入れておりました。
でも、箱の上に箱を重ねてしまうので、
出し入れが面倒臭い!
ここから箱を取り出し、中から薬を取り出すとします。
風邪薬は、数日飲むだろうから、チェストの上に置いておき、薬箱はしまいます。
で……。
どうなるかというと、風邪薬をしまう時
『あ〜、また箱を取り出すのは面倒。ちょっとここに置いとこ!」と
チェストの中に突っ込む……。
この繰り返しで、いつのまにか中はカオスに……。

これではいかん!と
とにかく出し入れしやすく改造することに。
「無印良品」のボックスファイルを組み込み(ちょうどいいサイズだった!)
そこに、薬や裁縫道具など、アイテムごとにしまいます。

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いや〜、片付けがラクになりました!
ボタンをつけるときには、ボックスファイルごと出して、机の上に置いて使います。

もう一箇所は我が家の「パントリー」と呼んでいるところ。

 

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ここも以前は市場カゴや古い琺瑯のバットなどを並べ、
乾物やスパイス類をしまっておりました。
でも、ズボラな私にとっては、中身が見えないと、その存在はなきものになります。
市場カゴにひじきや干しシイタケを突っ込むと、
もう記憶から消え去る……。
で、またひじきや干しシイタケを買ってきてしまうのです……。

そこで、ぜ〜んぶが見通せる収納に。
エレクターシェフルの奥行きを細長く使えるカゴを探し、
スパイス、乾物、などカゴごとに入れるものを分類しました。

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右がお茶類。左がスパイス類

 

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ここは乾物やストック食材。
一番右は、連れ合い用のカゴです。(勝手にカップラーメンとか、お酒のつまみになる缶詰を
買ってくるので、その入れ場所に)

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ここは粉類。
「オクソ」のポップコンテナ2つが、カゴの幅にぴったりでした。

あ〜、スッキリした!
それにしても、この家に住んで10年以上経って、ようやく収納を見直すなんて、
なんてズボラなことでしょう……。反省

たぶん、若いころは、こんな風に「機能一辺倒」にすることが、許せなかったんだと思います。
味わいのある箱に入れて、ちょっといい感じにしたい……。
でも、「いい感じ」をキープするためには、マメ出ないとだめなのです。

自分がマメ出ないことをやっと認めて、機能優先にしてみたら、めちゃくちゃ片付けやすくなりました。
ラベルだって、以前の私なら、もっとカッコよく、「ダイモ」で打ったりしなくちゃ!と思っていたはず。
でも、いいよ、手書きでも。
いいよ、マスキングテープに適当に書けば……
と思えるようになった。

 

日々のさもないことは、カッコつけないで、自分が良しと思えばそれでいい。
やっとそんなお年頃になった気がします。

 

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丁寧に暮らしている暇はないけれど」です。
もしよかったらお手に取ってみてくださいね〜!

 

 

 

 


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