日常の小さなピース

博多阪急での「おしゃれとおへそのお買い物展」は、本日最終日です。
まだいらしていない方、迷ってどうしようかな〜と考えている方、ぜひ〜!

私は、どうしてもの取材があって、昨夜東京に戻りました。
博多ではいろんな方に声をかけていただいて、
写真を撮ったり、おしゃべりしたり、とっても楽しかったです。
みなさま、本当にありがとうございました。

さて。
朝、目覚めたら、さむっ!とびっくり。
イベント中は、空調のきいた、百貨店とホテルを行き来していたので、
自宅に帰ると、改めて「空気の動き」みたいなものを感じて、
それが嬉しいなあと改めて思いました。
隙間風が入って寒い、っていうのは、
季節と共に暮らしているってことなんですよね〜。

今日はいつもより寝坊してちょっと遅めになったけれど、
久しぶりにウオーキングに。
落ち葉がどっさり増えていました。

昨夜、リムジンバスで吉祥寺についたのが10時ちょっと前。
ギリギリスーパーの閉店に間に合って
果物と、豆乳を買って帰宅しました。

夫はまだ帰っていなかったので、とりあえずひとりで我が家でティータイム。
博多でいただいたお菓子を開けてみると……。


わあ、なんだろう?
こんなお菓子、みたことがない!

「博多献上」という名前でした。
そっと開けてみると……。

おお、美しい〜。

茶色い方が「にっけ」、白い方が「しょうが」。
表面の柄は、博多織の「献上柄」と呼ばれるものなのだそう。
2枚の薄い最中皮に水餡が挟んであります。
パリッとかんだら、しょうがやにっけの味が鼻に抜け、
うすあま〜い味。

めちゃくちゃおいしかったです!
思いがけない美しい博多のお菓子との出会いに
疲れが吹き飛びました。

こちらは、いただいたひとくち小城羊羹と、いつもの「一保堂」のいり番茶を合わせて。

ずっとホテルの電気ケトルで沸かしたお湯でお茶を淹れて飲んでいたので、
自宅の鉄瓶で、いつも飲み慣れたお茶を飲むと、
ほっとします。

旅に出て、「いつも」を離れてから久しぶりに帰ってみると、
飲み慣れたお茶、使い慣れたお盆や器、
肌に感じる空気、
いつものデクスとパソコン、いつものJ-waveなど、
当たり前だと思っていた身の回りのひとつひとつは、
時間をかけて、コツコツ集めて、居心地のよさを作ってきたものなんだなあと再確認できます。

どんな人も、気が付かないうちに、自分らしい暮らしを自分でつくっている……。
それって、素晴らしいことだなあと、我が家に戻って思いました。

さあ、日常に戻ります。
やらなくちゃいけない仕事がてんこ盛り!
頑張ります!

みなさま、今日もいい1日を。


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