「睡眠」を暮らしに上手に組み入れて

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暑く不安定な日が続きます。
九州の災害に会われた方々の日々が、一日でも早く平穏に戻りますよう
お祈りしています。

 

さて。
今「暮らしのおへそ」24号の入稿の真っ只中です。
原稿がてんこ盛りで、なかなかこのサイトの記事がアップできません……。
だったら、「真っ只中でお尻に火がついている私の状態」を書いちゃえ!と思いました。

取材を終えて、執筆段階に入る……。
それだと、ひたすら家にこもって集中して書けばいいので、
ある意味ラクなのです。
でも、先方の都合や、諸々の事情で取材が後ろへずれた場合、
取材と原稿の時期が重なってきます。
こうなると地獄……。
原稿が切羽詰まってるのに、朝になったら取材に行かなくちゃいけない。
帰ったら、暑くて汗をかいて体力使って疲れているのに書かなくちゃいけない……。

う〜〜〜、苦しい……。

 

そんな時にどう乗り切るか。

私の場合、その方法が「寝る」ってこと。
え?時間足りないのに? 切羽詰まってるのに? と思われるかもしれませんが、
「寝る」ってほんと、すごいことなのです。

取材から終わって帰ってきたら、まずは1時間ほど寝ます。
すると、体の疲れも取れるし、取材であれこれインプットして、興奮状態にある心も
一旦リセットされます。
この状態で机に向かうと、ぎゅっと集中してサクサク原稿がはかどる、というわけ。

 

夜は、早めにとっとと寝ます。
若いころは、締め切りが迫っていると、心配で書き終わるまで眠れませんでした。

でも……。
疲れた頭で書いた原稿は、全然よくないのです。
朝目覚めて読み直し、結局全部書き直すなんてことも。
だったら、スパッと切り上げて寝る。

そして、早朝に起きます。
この時期、6時、5時、4時と、どんどん起きる時間が早くなってきます。
たとえ睡眠時間が少なくなっても、
目覚めたての頭は、とても優秀。
昨日書けないな〜と悩んでいたことも、
朝焼けの中でパソコンに向かうと、サラサラ書けちゃったりするのです。

う〜ん、なんてすごいんだ、睡眠って!

歳を重ねて、無理ができなくなるほどに、
この「睡眠」の力を実感しています。
上手に暮らしに取り入れて、充電&リセットの手段として使いたいもの。

私のように、原稿を書く為だけでなくても、
普段の暮らしの中で、疲れが溜まってきたら、
「寝る」って方法を試してみてください。

きっといいことあると思います。

 

上の写真は、取材帰りにちょっとひと休みと、立ち寄った、吉祥寺の「コロモチャヤ」さん
のかき氷です。
この時期、「コロモチャヤ」さんでは、かき氷が大人気。
アールグレイのかき氷が一番人気だそうですが、
私はレモンを選びました。
レモンシロップは、ちょっと大人のビターな味。
爽やかだけど、ほろ苦い。その複雑な味が、き〜んと冷えた氷にぴったり!
す〜っと心も体もクールダウンできました。
吉祥寺に来られた時にはぜひ!

 

 


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