あの人とご飯を食べに行って、新たな自分になる

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1月も、もう半分過ぎてしまいました。早いなあ〜。
我が家はやっと障子の張り替えが終わりました。
朝日の中で、まっさらな障子が清々しくて、家中の空気まで新しくなった気分です。
これだから、大変だけどやろう!って思うんだよな〜。

 

1月は「仕事が本格始動して、バタバタしないうちに会おうか?」というお誘いが増えます。
今週は2つの楽しい食事会に。

そんな中、会う人会う人が、同じようなことを言い出すから不思議……。
それが、みんなが「マイナス」だと思っていることが、決して「悪いこと」とは限らないということでした。

ひとつめの食事会は、かつて「ホロスコープリーディング」を一緒に受けた仲間と先生と。
先生曰く、もしこれからちょっとつらいこと、心揺れることが起こる星回りだとしても、
それは、「本当の自分」になるために、必要なことだと。
私は牡牛座で、「安定」を求める星回りです。
ちょっとでも、「安定」が揺らぐとびびって不安でたまらなくなる……。
だからビビリンボなんだ、と原因がわかったらなんだかすごく安心しました。
そして、びびって不安になったら、そこから学んでまた自分の「本分」に戻ればいいんだ
と教えていただき、なるほど〜!と思ったのです。

 

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ふたつの食事会では、とある伸び盛りの会社の方々と。
「今、会社がどんどん成長しているけれど、もし下降線になったら、と怖くないですか?」
と聞いてみました。すると……。
「私は会社が衰退することが、ある意味楽しみなんです」とその方。
思わず「え〜!」と店中に響き渡る声をあげてしまいました(笑)
「ずっと上り調子でいけたらいいけど、そうはいかない。
だったら、衰退しても私は幸せでいられるってことを証明したい」と……。
これには、たまげました!
なんて、深い言葉なんでしょう!
人は、みんな成長し続けるわけじゃない。
歳もとるし、肌は老化するし、成長はいつか止まるし、登ったら必ず下りがやってくる。
でも、「落ちていく」ことが、「悪」ではないはず。
そこに、どんな「幸せ」を見つけられるか、私もすごく知りたい!と思いました。

昨日は、髪の毛を切りに行ってヘアサロンの担当者と。
お正月に実家に帰った話から、年老いた両親の話に。
するとその方が
「死を、もう少し前向きに捉えられるようになったらいいのにね」と。
「死は絶望なんかじゃなく、またきっと会えるから、またねって思えたらいいのにね」と。

どの人も、今まで当たり前のようにある「善」と「悪」、「マイナス」と「プラス」
の線引きを変えようとしていました。
「マイナス」の中にも、明るさやワクワクやハッピーを見つけられれば、
今までとらわれてきた価値観をくるりとひっくり返して、
新しい力を手にできるかもしれない……。

 

私が大好きな石井ゆかりさんの、牡牛座のホロスコープには、こんな風に書いてありました。

 

内なる「正しさ」から少し目を離して
春から夏に伸びる草花のように
「ありのままに伸びていく」。

いろんな人に会って話を聞くことは大事だなあと改めて思いました。
自分ひとりでは考えも及ばなかった「視点」が、
胸の中に育ち始めた気がします。
思い込みをするっとほどいて、私も柔らかく、伸びやかに過ごせればいいなあと思います。

みなさま、今日もいい1日を。


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