野菜と果物が食べられなかった日々

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昨日の東京は何日振りかのに晴れ間がのぞきました。
慌ててシーツを洗濯しました。

みなさま、いかがおすごしでしょうか?

さて。
私ごとで恐縮ですが、昨日は病院へ。
というのも、4月に人間ドックを受けました。
しかも、人生初の大腸検診も……。
もう、それはそれは大変だったのです。

検査の朝は、2リットルの下剤を飲みます。
これが苦しい……。
でも、もっと辛かったのが、3日前から野菜と果物を食べちゃダメってこと。
腸の中に繊維が残るからだそうです。

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私の食生活はほとんど野菜と果物で成り立っているので、食べるものがない!
うどんやパン、卵かけご飯など、炭水化物ばかり食べていました。

午前中原稿を書いて、昼ごろ「さ、ご飯にしよう!」と
思っても、いつもの野菜スープが食べられない……。
仕方なくトーストを1枚と紅茶だけ。
夕方になって、「さあ、今日の晩御飯何作ろう?」と思っても、
作れるものがない……。
自分が食べられないと、料理をするのも嫌になります。

「食べられないものがある」という状況がこんなにも辛いと初めて知りました。
そして、普段私は「食べる」ってことをどんなに楽にしているかも思い知りました。
仕事を頑張れるのは、美味しいものが食べられるからなんだって!

今、病気療養中で食事制限がある方は、本当に大変……。
当たり前に食べられるって、すごく幸せなんだなあと改めて実感。

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そして……。
検査の結果、大腸にポリープが見つかり除去。
幸い良性だったのでことなきを得ましたが、
検査結果を待つ間は、胸の奥に重〜い石が詰まっているような感覚でした。

もし、私の体の中の細胞が、1ミリでも正常ではなくなったら、
明日からの人生がガラリと変わってしまう……。
自分を作っている細胞ひとつひとつが、何事もなく正常に機能しているって、
奇跡のようなことなんだなあとしみじみ思いました。

私が検査を受けた病院が、すご〜く丁寧で、すご〜く慎重だったので、
人間ドッグ→大腸検査だけ別日→ポリープ発見→後日切除(もう一度イチから下剤を飲むってこと)
→生体組織検査→結果を聞きに行く
と、いう手順を踏み、ようやく昨日「異常なし」となったというわけです。

健康って本当にありがたいですね。
どこにも異常がなく、元気に仕事ができるって幸せ。
好きなものを好きな時に食べられるって幸せ。

感謝して、日々過ごしたいなと思います。

 

みなさま、健やかな日々を。

 

 


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