
ついこの間まで、漆黒の空だったのに、
ウォーキング帰りの空は、澄んだ青に変わってきました。
立春をすぎ、春の足音が近づいてきているようですね〜。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
さて……。
昨日は、近所の整骨院に行ってまいりました。
というのも、1か月ほど前にテニスでサーブの練習をしていたときに、
肩を痛めてしまったのでした。
いつもとは違うサーブの打ち方をコーチに教えてもらい、
一生懸命打ち込み続け、
その時はなんともなかったのに、帰ってきたらなんだか肩から腕にかけてが痛い。
とは言っても、日常生活で痛みが出ることはなく、
そのうち治るだろうと思っていたのです。
が、テニスのレッスンに行ってサーブを打とうとするとまた痛い……。
そのうち……と思っていたのに、ずっと痛みが取れなくて
これは一度見てもらった方がいいかもと思ったというわけ。

スポーツ選手も多く通っているというその整骨院で診てもらうと、
私は腕が痛いと思っていたのに、
どうやら、肩と腕の付け根あたりの筋肉を痛めたよう。
「肩も凝っているようだし、肩甲骨周りが硬いですね〜」と言われてしまいました。
「そこが硬いから、筋肉が骨にくっついて動かない状態。
それを無理して動かしたから痛めてしまったんだと思います」
とのことでした。
そこで、肩周りを温めてから、マッサージをしてもらうと
ずいぶん楽になりました。
そっか〜。
そんなに肩、凝っているのか……。
そんなに肩甲骨周りが硬いのか……。
と自分の体のことを、何にも気づかなかったことにショック。
毎日ストレッチも筋トレもしているから、
体のことをわかっているつもりだったのに、
まだまだわかっていないことがいっぱい!
ちょっと、ここを動かす体操をやってみようかと思っています。
そんな中、読み始めている本がこれ。

「意味ある敗北とは何か」(新潮社)
著者の内田若希さんは、スポーツ心理学に基づいて、アスリートの心理サポートをしてきた方。
でも……。
スポーツ心理学のみに根ざした心理サポートに限界を感じていたそう。
アスリートが不安や恐れを解消して自信をつけ、
最高のパフォーマンスを発揮するために何をしたらいいか、
というアプローチが展開されてきたけれど、
多くのアスリートの悩みはそれだけではない……。
内田さんはそれを、相田みつをさんの詩を紹介して説明されています。
それが
「雨の日には 雨の中を 風の日には 風の中を」
という詩。
私たちは、雨の日はどことなく憂鬱で、イヤなものだと感じることが少なくありません。
けれど、雨の日に晴れの日を渇望するのではなく、
私たちは雨の日にも意味や価値があることを知り、
雨とともに生きる術を学ぶ必要があるのではないか。
つまり、勝利という晴れの日も、敗北という雨の日も、
そのいずれにも意味や価値があり、
そこから何を学んで吸収するのか、
そして競技スポーツを通して、スポーツキャリアのみならず、
自分自身の仁成をどのように豊かなものにするのかを学ぶことが大切ではないか。(本文より)
明日からミラノコルティナオリンピックが始まります。
私たちは、メダルを獲れますように、と選手を応援するけれど、
とれなくてもその選手はすばらしい……。
これは、スポーツの世界だけでなく、
ビジネスでも、アートでも、音楽でも、
そして、普段の生活の中でも、
「うまくいく」ことだけに意味があるわけじゃない、ということなんだろうなあ〜。
人は、「うまくいっている」時には、「うまくいかない」人のことを
なかなか思うことができないけれど、
ちょっと体に痛みがあったり、何かにつまづいたとき、
今まで信じてきた価値観を、「ほんとうにそうだったっけ?」と見直すのだと思います。
だからこそ、「うまくいかなかい時間」にもきっと意味がある……。
それが、内田さんのいう「意味ある敗北」なのかも。

そして、このことを頭の片隅にでもちょっと置いておければ、
負けた日にも、雨の日にも、痛い日にも、うまくいかない日にも
「大丈夫、なんとかなるさ」と思えるようになるのかなあと思います。
そんな練習をしてみたくなりました。
みなさんは、雨の日にどんな過ごし方をされるのでしょうか?
今日もいい1日を。