朝、目覚めて窓の外を見たら、朝焼けのこんな風景でした!
早めのお休みをいただいて、エストニアに来ています。
普段、土日曜日もほとんどなく、仕事ばっかりしているので、
せめて年末だけは……と毎年少し遠出をします。
と言っても、「暮らしのおへそ」の入稿、校正でバタバタと忙しいので、
旅の支度は連れ合いまかせ。
今回も、「えっとどこ行くんだっけ? リトアニア?」
「エストニアだってば!」
と何度も繰り返し、旅立つ日まで、私は何にも知らずじまい。
下準備も下調べもなんにもせずに飛行機に乗るのがいつものことです。
今回は、「むこうは、マイナス5度ぐらいらしい」とは聞いていたので、
ダウンコートだけは早めに調達。
わたしは、普段ダウンを着ないので、なにがいいかわからず、
結局アークテリクスのダークネイビーのコートを選びました。
フィンランドで乗り換えて、エストニアについたのが夕方5時。
こちらは、午後3時ぐらいにはもう暗くなります。
連れ合いが手配してくれたのは、キッチンつきのアパートメントホテル。
メゾネットタイプで、石畳の街中のふる〜いビルの4階にありました。
なんと、階段しかなく、ウンウンうなりながら、スーツケースを持ってあがり、クタクタに。
それでもかわいい部屋で、窓から旧市街が見下ろせます。
旅立ち前は、ほとんど寝ずに準備をしていたので、倒れるようにベッドに入り、
朝起きたら、あの朝焼けの風景だったというわけ。
ああ、この街の人はどうやってこの朝を過ごすんだろうか?
海外にくると、おいしいものや買い物も楽しいけれど、
やっぱり何より、そこで暮らす人の気配を感じることが、一番ワクワクします。
私が、東京でバタバタ、チョコマカ動いている間に、
この国のこの街の人は、こうやって街を歩き、パン屋さんに行き、コーヒーをのんでいるんだなあ。
そんなことを思いめぐらす時間が好きです。
そして、だんだん東京での日々の実感が薄れ、日常がリセットされていく……。
コレを味わいに、わたしは年末の旅に出るんだろうなあとおもいます。
これから、少しだけ旅の様子綴っていきたいと思います。