文旦ジャムが暮らしを安定させてくれる!?

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春の雨が続いています。
我が家は古い平屋なので、隙間だらけ。
冬は隙間風が入って寒くて、寒くて!
毎年、「も〜ダメだ!マンションに引っ越す!」と思うのですが……。

雨が降ると雨の音がします。
昨夜もベッドに入ると、ピチャピチャと雨つぶが庭の水たまりに落ちる音。
それを聴きながら、「ああ、雨もいいな〜」「やっぱりこの家はいいな〜」と思いました。
水の音というのは、人を癒す効果がありますね。

さて!毎年恒例のこの季節がやって来ました!
そう!文旦の季節であります!

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この時期に、文旦8個を使って(皮は5個分)1年分のジャムを作ります。
ひたすら皮をむいて、刻んで……。
実と皮の合計の重さの60~70%の砂糖を加えて煮るだけ。
私はグラニュー糖とてんさい糖を混ぜて作ります。

私は、1年中文旦ジャムが食べたいので、大量に作って冷凍しておくのですが、
ジャムって、ひと瓶分ならすぐ作れちゃうのでオススメです。
文旦なら実を2個分、皮を1個分で、ミルクパンで作れば超簡単!
自分で作ると、爽やかな香りが鼻からす〜っと抜ける美味しさに、きっと病みつきになると思います。
甘さも自分好みに調節できます。

 

以前は、無農薬の文旦を手に入れるのに苦労しましたが、高知の「ろぼ農園」さんを知ってから
質が良くて美味しい文旦が取り寄せられるようになりました。

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大好きな「on the dish」のパンとバターと文旦ジャム。
この最強の組み合わせは、私の毎日を安定させてくれている気がします。
そんな大げさな!と言われそうですが、
よく出張に行って、ビジネスホテルの朝食を食べて、帰って来ると
このことを実感するのです。

外で美味しい朝食にありつくのは、意外に難しい……。
残念な朝食を食べると、お腹に力が入らない……。
そして、長年かけて、一つずつお気に入りの揃えてきた我が家の朝食は、
「やっぱり、世界一や〜!」と自画自賛!(笑)
(本当のことをいうと朝食じゃなくて、「昼食」です。
朝はスムージーで、外出しない日には、昼に朝食セットをいただきます)

そのために、超面倒くさがりの私なのに、
せっせと文旦を刻むというわけです。

 

 

 

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拙著「丁寧に暮らしている暇はないけれど。」
amazonで1か月後に入荷となっていたり、書店でも売り切れだったりと、
「欲しいのにない!」というお声をいただいていてごめんなさい。
重版分が刷り上がりました!もうすぐお届けできると思います。

どうぞお手にとってみてくださいね。

 

そして!坂下真希子さんの「パンによく合うかんたんサラダ弁当」(立東舎)は、本日発売です!
こちらも是非!

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一雨ごとに春がやってきますね。
みなさま、よい一日を!

 


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