身近にある材料で簡単にできて美味しいおかずの代表、肉じゃが。
肉、玉ねぎ、じゃがいも、人参、どこでも手に入る材料でできるので、
アメリカにいる時もよく作ったし、インドネシアでも作りました。
ただ、海外で作るときにちょっと困るのが薄切りの肉があまり売られていないこと。
塊肉を頑張って薄く切ろうとしてみたもののうまくいかず、
薄切り肉がいつでも手に入る日本っていいなあとちょっとホームシックになってみたり…(笑)
牛肉で作るのが一般的ですが、豚肉やトリ肉、ベーコンなどで作ってもちょっと違った美味しさが楽しめます。
ただ、ちょっとこれだけではボリュームや彩りが足りないので、
今回はお味噌汁と青菜のゴマ和えを足して定食風に。
とてもお腹が減っている時は、スーパーのお惣菜コーナーで焼き魚や、
お刺身の小さなパックを買ってきて添えれば豪華な晩御飯になりますね。
ここに書く味付けはあくまでも大谷家のいつもの味をベースにしたもの。
肉じゃがだってお味噌汁だっておひたしだって、とっても一般的な家庭料理で、
それぞれが慣れ親しんだ味がありますよね。
いつもの味を思い出しながらちょっと砂糖を足して見たりお醤油を足して見たり、
そして最終的には自分の味に整えられるようになったらいいですね。
お家で食べた味をイメージして作った肉じゃがを食べていたら、ちょっと家族の声が聞きたくなったんじゃない?
そしたら直ぐに電話しましょ!
「いつも食べてた味思い出しながら肉じゃがとお味噌汁作って食べてるよ」って伝えたら、
電話口のお父さんやお母さんはほぼ100%泣いてしまいます。
<肉じゃが材料>
ジャガイモ 中3個(皮をむき4-6等分に切り軽く水にさらす)
玉ねぎ 中2分の1個(5mmスライス)
人参 中2分の1本(小さめの乱切り)
牛薄切り肉 100g(ベーコンや豚肉、トリの手羽元などでも美味しい)
菜種油 大さじ1
だし汁 150cc
みりん 大さじ1.5
濃口しょうゆ 大さじ1
塩 適量
<青菜のゴマ和え材料>
青菜1-2株(2-3cmの長さに切ってさっと茹でる)
油(菜種やゴマ油など)ほんの少し
塩 ひとつまみ
ゴマ 小さじ2
カツオ節 大さじ1
しょうゆ 小さじ2分の1程度
<お味噌汁材料>
だし汁 2カップ
みそ 大さじ1と3分の1程度
油揚げ 4分の1(食べやすい大きさに切る)
モロヘイヤ 1枝(細かく刻む)
*レシピは2-3人分です
*大さじ1=15cc
*小さじ1=5cc
*だし汁は肉じゃがと味噌汁に使うので少し多めにとっておく。
私は普段は、昆布や鰹節、干し椎茸、いりこなどの粉末が入っただしパックを使っています。
1.少し厚手の鍋または深さのあるフライパンを火にかけオイルを入れて玉ねぎを炒める。
しんなりして少しキツネ色になって来たら肉も入れて炒める。
2.肉の色が変わって水分が飛んだら人参とジャガイモも入れて全体に油を絡める。
3.だし汁、みりん、しょうゆを入れて蓋をし、初めは強火で、煮立ってきたら中火〜弱火で煮る。(20分くらい)
4.肉じゃがを煮ている間に味噌汁と胡麻和えを作る。
まずはゴマ和え。鍋に湯を沸かし塩ひとつまみを入れ、食べやすい大きさ(2-3cmの長さ)に切った青菜を茹でる。
(グラっと沸いたら弱火にして1分くらい)ざるにあげて流水で冷まししっかり絞る。
油と塩で和え、ゴマ、カツオ節、しょうゆを入れて混ぜる。
5.次は味噌汁。だし汁を沸かし油揚げを入れ、煮立ったら弱火にしてミソを溶く。
最後にモロヘイヤを散らして一煮立ちさせて出来上がり。
6.ジャガイモ、人参が柔らかくなったら蓋を取って、少し強火で水分を飛ばして出来上がりです。
インゲンやグリンピースなど最後に緑を足すとキレイです。
肉じゃがの材料
ゴマ和えと味噌汁の材料
鍋を熱して玉ねぎを炒める
肉の色が変わるまで炒めて…
ジャガイモ、人参を投入し油をからめ、調味料を入れて煮込む
煮込んでいる間に青菜のゴマ和えと、
味噌汁を作って、、
そろそろジャガイモと人参が柔らかくなったかな〜
緑を足して蓋を取り少し強火で水分を飛ばしたら出来上がりです!