じゃじゃ〜ん!
「暮らしのおへそ」別冊「暮らしのもやもやを、整える」
いよいよ明日5月30日発売です。
「暮らしを整える」、「まずは体を整える」、「わが家のお金を、整える」、「時間を整える」
と続いけてきた「整えるシリーズ」。
今回整えるのは、「暮らしのもやもや」です!
暮らしの中には、様々な「もやもや」があります。
どうして部屋が片付かないのだろう?
どうして時間の使い方がうまくいかないんだろう?
自分らしさってなんだろう?
老後にはお金はどれぐらい必要なんだろう?
収納からお金のことまで、さまざまな「もやもや」を解決した人の考えるプロセスをご紹介しています。
巻頭は、なんとあのベストセラー「メモの魔力」の著者、前田裕二さん!
今、テレビに出演されたりと引っ張りだこで、分刻みのスケジュールを送っていらっしゃる前田さんに
奇跡的にお時間をいただき、お話を伺いました。
前田さんのメモの特徴は、単に情報を記録するのではなく、
それが「どういう意味を持つのかな?」と情報を俯瞰で眺めて、
より抽象度の高い概念を引き出すということ。
これは、実は私も「メモの魔力」を読んですぐに実行し始めたことです。
拙著「大人になってやめたこと」の中のコラムで「大人になって始めたこと」を書きました。
その一つが「メモで日常を足し算する」ということ。
日々の中で本を読んだり、人との会話でハッと思う言葉に出会うと、小さなノートにメモします。
私の場合、1日の終わりにそれをお風呂に持って入り、
書いたものを見直します。
そして、感じたこと、考えたことなど、「日々の記録」に対する分析、そこから導き出したアイデア
などを6色ボールペンで色を変えて書き込みます。
ペンを走らせていると、思考がぐんと深まって、自分でも思ってもいなかった言葉を
書き出したり、これからの路が見えてきたり……。
そんなメモを前田さんは、どうして書くようになったのか……。
私は、そこに至る前田さんの今まで歩んでこられた道に、本当に感動しました。
幼い頃にお母様を亡くされて、そこから路上での弾き語りでお金を稼ぎ……。
その経験が、起業してインターネット上で誰でもがライブ活動を行うことができる
仮想ライブ空間「SHOWROOM」の立ち上げにつながった……。
路上でライブをし、プロになる人もいれば、そうでない人もいます。
前田さんは、才能がある人だけでなく、才能がない人も、絶対に幸せになれる。
そのことを証明したいと、会社を立ち上げたそう。
「運命は、努力次第で絶対に覆すことができる」と語ります。
その「努力」の一つが「メモ」だというわけ。
そのあたりのストーリーはぜひ本誌を読んでみてくださいね。
そのほかにも、
ミニマリストのやまぐちさんは、ものを手放すのは「今、大切なもの」を見極めて、
人生の最適化をするため、と語ってくださいました。
内田彩仍さんは、自分の力を超える何かが起こって「もやもや」しても、
「今できること」をとことん考えて動き出すそう。
その行動力、集中力には驚くばかり!
内田さんの、本当の強さを見せていただいた気がします。
主婦のひぐまあさこさんは、お子さんが少し大きくなって、ドトールコーヒーで
アルバイトを始めたそうです。
「私たちは知らず知らずの間に、”自分の好きなことを仕事にする”とか、
”自分を生かせる仕事をすることが幸せ”とすり込まれてきた気がします。
(中略)
『この仕事はちょっと違う』と思っても、どんな仕事もクリエイティブなものにしていく
気持ちが大事なんだと思います」
という言葉に納得しました。
コロモチャヤの中臣美香さんは、
おしゃれのもやもやの整え方を。
ブランディングディレクターの福田春美さんは、
正解への方程式を見える化する方法を教えてくださいました。
このサイトの「ビジネスピープルから贈り物」でご紹介中の
大木春菜さんには、もやもやを解決する手帳の使い方を教えていただいています。
なんと、鏡リュウジさんに「心」の仕組みについてお話を伺いました!
そのほか、料理家野口真紀さんや
為末大さん、サービスデザイナーの保手濱歌織さん、お金のプロ横山光昭さんも!
今回も、みっしり、ぎっしりの内容です!
皆さんは、どんな「もやもや」を抱えていますか?
私は、この本を作ってみて、改めて思ったのは
「もやもや」って意外に楽しい!ってことでした。
「もやもや」があるから人は色々なことを考え、成長し、
そして「もやもや」の向こうの新しい自分と出会うことができる……。
よかったらぜひお手にとってみてください。