最近取材が立て込んで、帰ってきた頃にはぐったり疲れて使い物にならないので、
朝起きる時間を1時間繰り上げて、4時起きに。
そのかわり夜は9時ころお風呂に入り、10時すぎには寝るようになりました。
なかなかはかどって、しばらくこのペースを続けてみようかと思っています。
仕事をしていると、楽しくてワクワクする出会いもいっぱいあるけれど、
中には、ちょっとイヤなことや、気になることもあれこれ勃発します。
私は「気にしい」なので、ちょっとしたことですぐ落ち込みます。
メールの言葉ひとことで、「こんな言い方しなくてもいいのに……」と悲しくなったり、
取材の際の先方のひとことで「あの人、私のこと全然認めてくれてないな」とがっかりしたり。
若い頃は、どうしたら、そんな「いなやこと」を避けられるんだろう?
とその方法をずっと考えていました。
でも、どうやったって「いやなこと」は起こる……。
大事なのは、その対処法を身につけることだ、と少しずつわかってきました。
今までのライター人生の中で、最大に落ち込んだことが2回あります。
どちらも1年近くひきずって、
「どうして私ってこうなんだろう……」とクヨクヨ悩み続けました。
でも、悩んだ期間が長かった分、
私はその時期に、すごくいろいろなことを考えました。
私の悪いところってどこだろう?
それをなおすにはどうしたらいいんだろう?
でも、どうしてもなおらないことはどうしたらいいんだろう?
そうやってバタバタもがく中で、
「人には変えられることと、変えられないことがある」と学び、
「変えられないことは、それを受け入れるしかない」と知り、
『だったら、変えられない短所を長所として生かしてみよう」と
やっと前向きに歩き出す……。
そんなプロセスを体験しました。
そんな経験を経て、最近、日々の中で起こるささやかな「いやなこと」は
「お知らせ」なのかもしれない……と思えるようになりました。
いやな言い方のメールを受け取ったら
「私はこれからメールを出すときには、小さな言葉に気をつけよう」と心したり
正当な主張をされて、「確かに」と納得しながら、心が傷付けば
「どんなにしっかり仕事をするよりも、私は優しい人になろう」と決めたり……。
「いやなこと」は起こらない方がいいけれど、
でも、すべてが「いいこと」だと、私はすぐに調子にのってしまうので、
自分を振り返ることをさぼってしまう……。
そんな私に対して「おいおい、おまえさん、大丈夫かい?」
という「お知らせ」が時々届く……。
だから「お知らせ」を受け取ったら、
悲しかったり、傷付いたり、落ち込んだりする時間が、
自分を磨き直してくれると思って、受け取ろうと思っています。
さ、今日もがんばろ!
みなさま、いい1日を。