
朝、起きたら外は雨。
そんな日が、ず〜っと続いていたけれど、
今日は久しぶりに青空!
数週間振りに朝のウォーキングに行ってきました。
季節はぐんと進んでいて、紅葉がちらほら始まり、
ススキが伸び、秋明菊が咲いて。
遠くには富士山と南アルプスの山々が見渡せます。
やっぱりお日様の力って偉大だなあ。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

先日、東京に行ったとき、駅ビルの中がキラキラ輝いて
いろんな素敵なものが並んでいた、と数日前に書きました。
その時に久しぶりに立ち寄ったのが書店です。
その前に、知り合いの編集者が山梨まで来てくれました。
「どうやったら売れる本を作ることができるのか」
という話になりました。
彼女曰く
本当に作りたい本を作ること。
さらには、どんな本が今みんなが欲しいと思っているかをちゃんと知ること。
「どうやったらみんなが欲しいと思っている本がわかるの?」
と聞いてみました。
いろいろ傾向を数字で調べる方法もあるけれど、
まず第一歩は「書店に足を運ぶこと」なのだそう。
そういえば、最近全然書店に行っていなかったなあ〜。
行っても、自分が読む文庫本の棚をちらりと覗く程度だったなあ〜
と反省しました。
で、書店に立ち寄ってみたと言うわけです。

小説、エッセイ、雑誌、ビジネス書、児童書。
いろんな棚を見て歩き、気になる本を手にとって……。
そのうち、ああ、そうだった、そうだった!
と心のエンジンがかかってきた気がしました。
まだamazonがなかった時代、こうやって本屋さんに行って
そこに並んでいる本から、世の中ってこうなっているんだ〜と
感じていたんだよなあ〜。
そんな中で、思わず買って帰ったのがこの絵本です。

ヨシタケシンスケさんの「にげて さがして」(ポプラ社)
絵本なんて買ったのは、ものすご〜く久しぶりです。
ちょっと気持ちが落ちていたその日。
パラパラと絵本をめくり、その1ページ1ページの言葉が心をひたひたと満たしてくれるようでした。
自分を守るために、その場から逃げていい。
そう書かれたページの次の言葉は
「そして もうひとつ
きみのあしには やくめがある。」
「それは
『きみを まもってくれるひと』
『きみを わかってくれるひと』を
さがして そのひとのところに
いくため、だ。」
「そう。
ひとは うごくことができる。
うごくかどうかを じぶんで
きめることができる。」

この
「うごくかどうかを じぶんで
きめることができる」
という言葉にうなりました……。
そっか。
私にはまだできることがあるんだ。
落ち込んでも、傷ついても、
自分の足を使えば、どこかへ行くことができる。
それを教えてもらっただけで、
なんだかほっとして、元気がわいてくるような気がしました。
こんな少しの言葉だけで、
人の心をこんなにも動かすことができるなんて、
ヨシタケさん、なんて素晴らしいんだろう。
言葉の力を改めて再認識し、
私も、温かい人の方へ、自分の足で動いていこう……
と思ったのでした。
この絵本の中には、もっとこまやかな情景が
かわいい絵と共に綴られています。
ぜひ読んでみてください。
今、全国で開催されている「ヨシタケシンスケ展かもしれない」
に、いつかどこかで行ってみたいなあ〜。
本屋さんで救われることもある……と実感した時間でした。
みなさんは、最近本屋さんに行かれたでしょうか?
今日もいい1日を。