夫に学ぶ「待つ時間」

山梨の家は、標高1100メートルの位置にあります。
けれど、さすがに昨日は暑くて、初めてエアコンをつけました。
夕方には、きれいなピンク色の夕暮れの空に。
ヒグラシの声を聞くと、なんだか涼しくなってくる錯覚に陥ります。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

こちらに来て、夫が大変よく働いてくれます(笑)
東京では、夫があれこれ私にアドバイスをしてくれても
ず〜っと聞く耳もたずでした。(すまん!)
「そうは言うけどね……」
と自分の方が正しいと思っておりました(すまん!)

けれど、こっちでは、夫が正しいと思うことが増え、
ちゃんと言うことを聞かなくちゃと思っております。

彼の姿に学ぶのは、「きちんと待つ」ということです。
私は、すぐに結果が出ないと嫌なので、
途中の手順をすっとばして、なんでも早く片をつけたくなります。
なので「待つ」ことが苦手なのです。

やっと草刈機を買ったので、夫が庭の草をきれいに刈ってくれました。
刈った後の草を、私はすぐに片付けたいのに、
夫はしばらく庭に広げて、乾かしてから処理すると言う……。

せっかく草刈終わったのに、はやくすっきりした庭の姿にしたい!
とむずむずしながら、その作業を見守っておりました。

先日ハーブの苗を買ってきて、
私はすぐに庭に植えたかったのに、
夫は、庭の土が粘土質なので、土壌改良が必要だと言う……。
そこで、石灰とかあれこれ買ってきて、それを混ぜて1日おき、
小さな花壇を作ってくれました。
(これで正解なのかは不明……笑)

その他にも、鍋の取っ手が取れてしまい、
すぐにつけて欲しいのに、
木の取っ手をきちんと乾かしてから、釘で取り付けなくちゃと
2〜3日待ってからつけてくれました。

こんな風に、いつもちゃんと手順を踏んで、時間をかけるので
「こうしたい!」と私が思いついたことが、
2〜3日かけてやっと実現する……という時差が生まれます。

最初はこの時間がもどかしくて、イライラしたのだけれど、
ずっとそのやり方を見守っていると、
「ふむふむ、やっぱりちゃんと待つって大事なのね」
とわかってきました。

私ももっと、待てる人になろうと、
「急がない、急がない」と呪文のように唱えております。

今年は、梅干しをつけてみる予定。
吉祥寺の家で、一度だけトライしたことがあるのだけれど、
めちゃ固い梅干しになって、ちっともおいしくなかったのでした。

そこで今度はちゃんと調べて、
道の駅で買ってきた青梅を、追熟させるところからスタート。
その後、塩を振ってジップロックでつけ込み、
今、やっと梅酢があがってきたところです。

さあ、ここから上手にできるでしょうか……。
毎日、上下を返して見守っております。

重しがわりに、この方々に梅干しの番人をお願いしています。笑

何かをやるには、その「何か」に必要な時間がある。
それを早めたり、すっ飛ばしたりするから、不具合が起こる……。
今までの人生、
一か八かですっ飛ばし、スピードをいかに上げて、たくさんのことを成し遂げるか
ということに力を注いできた気がします。

ちゃんと必要なものやことに、必要な時間をかけられるように……。
頭の熱を少し沈めて、
ふ〜っと深呼吸をして、暮らしに向き合えるよう、
夫を見習い(笑)練習しようと思うこのごろです。

みなさんは「待つ時間」持っていますか?

 

今日もいい1日を。


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