自分が満足するその先に。朝ドラを見て「目的」について考える……。

朝のウォーキングで通る欅並木には、
紫陽花がずらりと植えられています。
そのつぼみたちが、モリモリと大きくなってきました。
鮮やかなブルーや紫と、色づいた花もきれいだけれど、
私は、今の時期の緑の紫陽花が好きです。
花びらの端がかすかにブルーや白に染まっていく……。
毎朝刻々と変わる、その様子に、かわいいなあ〜と見とれてしまいます。

たぶん、華やかに大輪に咲くことよりも、
かすかに、不安げに、控えめに花が色づいていく姿が好きなんだろうなあ〜。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さて!
みなさん、朝ドラ「風、薫る」は見ていらっしゃるでしょうか?
りんちゃんは、あっという間に看護婦見習いになりましたね〜。

見ていらっしゃらない方のためにちょっと説明すると、
生きづらさを抱えている二人の女性、見上愛さん演じるりんと、上坂樹里さん演じる直美が、
当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込む……という物語です。

昨日の放送が、もう胸に響きすぎて、
昨日からずっとそのことを考え続けています。

りんちゃんが、病院での実習に入り担当になったのが、愛想の悪いおじさん園部さん。
ずっとむすっとしながら寝ているだけで、
りんちゃんが庭の花を花瓶にさして持って行っても何もいいません。
そして、知らない間に退院してしまいます。

「何の役にも立てなかった」
「患者さんと心を交わすことができなかった」
「悔しい……」と落ち込むりんちゃん。

その姿を見て、スコットランドでナイチンゲールの看護を学んで
看護学校の教師となったバーンズ先生は、
「何が悔しいのですか?」
「患者は無事回復して退院したのに、あなたはどうしたかったのですか?」と聞きます

りんちゃんは、
「日々の挨拶を交わして、もっと円満に……」
と答えます。

それに対して先生は
「挨拶をして、退院するときは、『ありがとう』と言って欲しかった?」
「欲深い」ときっぱり!

「感謝されて気持ちよくなりたいのは、あなたの身勝手な欲です」

う〜〜む。

ここで私が感じたのは、「目的の違い」でした。

看護婦の仕事の目的は、患者さんがよくなること。
でも、そこで看護婦のやりがいや、心を満たすのは、患者さんから感謝をされること。

本来の目的を見誤らないということの、なんと難しいことか……。
つい、私たちは、ベクトルを自分自身へと向けて、
自分を満たすことを目的の最初に掲げてしまいます。

今まで私は、なんてたくさんその矢印を自分自身へ向けてきただろう……
と思いました。
「私が」成功したい。
「私が」充実感を感じたい。
「私が」幸せでいたい。

そのことは、決して悪いことではないと思うけれど、
もしかしたら、矢印は、もっと「その先へ」とつながっていて、
私は、その矢印を自分自身で完結させすぎていて、
本来の目的へと向かっていないんじゃなかろうか……。

そう思ったのでした。

私にとって「書く」ということはどういうことなのだろう?
自分の本が売れ、認められ、評価があがるためのツールだったのかな?

もし、その先に本当の目的があるとしたら、それは何なのかな?

この問いが、私の人生終盤の在り方を教えてくれるような予感がしています。
私の本当の目的って何なのかな……?

それを、これから考えてみたいと思います。

みなさんの本物の目的は何ですか?

 

今日もいい1日を。


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