新年になって、新しく包丁を1本買いました。
きっかけは、実家で母の手伝いをしている際に、
包丁の切れ味がめちゃくちゃよかったこと。
お節料理の筑前煮を作る際、
レンコンもごぼうもスパッと切れる!
大根の千切りも、きれいにそろう!
母に聞くと、定期的に包丁研ぎに出しているのだとか。
私といえば……。
家にあるシャープナーで時々シャ〜シャ〜と簡易的に研ぐ程度で、
きちんと研ぎに出したことはない……。
自分で研ぐことなんてできない……。
自宅に戻り、包丁を使って、その切れなさ加減に改めて驚いたのでした。
いつもいつも使っていると、
切れ味が悪いことさえ気づかなくなるのですね〜。
そこで、「私もちゃんと研ぎに出そう!」と決意したというわけです。
もう20年以上、包丁は「グローバル」を使っています。
柄の部分まで一体型の金属なので、
継ぎ目ががたついたり、汚れが溜まったりすることもなく、
刃先から柄までまるっと洗えるのが気に入っています。
その「グローバル」のホームページを見てみたら、
「包丁研ぎ」のサービスがあると知りました。
郵送で送ったら、研いで送り返してくれるそう。
危険なく送れるように、刃の部分をダンボールなどで覆って、テープでここを留めて、
と細かな指示までが書いてありました。
ところが……。
注文が多すぎて、返送までに1か月以上がかかるらしい……。
むむ〜。
そこで、今度は家の近所の包丁研ぎを探しましたが、
こちらも混んでいて、時間がかかるらしい……。
私はお恥ずかしい話、包丁はこれ1本しか持っておらず、
(あとはペティナイフ)
研ぎに出してしまうと料理ができなくなります。
あまり本数を増やしたくない、と思ってきたのですが、
これは、1本買い足して、
研ぎに出している間は、別のものを使い、
今度はそちらを出して、返ってきたものを使う……。
という、「研ぎ」と「使う」のルーティンを作るしかない!
と考えました。
そして、買ったのがこちら。
今までは、牛刃というキャベツや白菜など大きめ野菜も一気に切れる、
という刃渡りが長いものを使っていました。
最初の1本としておすすめ、と聞いたので……。
今度は、ちょっと違うものを使ってみたいと、三徳包丁をチョイス!
肉、魚、野菜を1本で切ることができるから「三徳」と名付けられたのだとか。
これがね〜!
めちゃくちゃ使いやすい!
届いてから、使ってみたら、
野菜に吸い付くような感覚で、
スパッと切れて、気持ちいいこと〜!!
「ひゃ〜!」とキッチンの前で歓声を上げてしまいました。
たぶん、これまで使ってきた牛刃も、最初はこれぐらいの切れ味だったんだな〜。
今回研ぎに出して、戻ってきて使ってみるのが楽しみです!
たかが包丁1本ですが、
その切れ味が違うと、料理している時間まで、
ワクワク、ウキウキ楽しくなることに気づきました。
みなさんも、お手持ちのものを、どこかご近所に研ぎのサービスがあったら
出してみるのがおすすめですよ〜!
昨夜はこの包丁を使って、つくね鍋を作りました。
若山曜子さんの「ひき肉のごちそう」(KADOKAWA)という本を見ながら。
鶏肉とねぎ、豆腐で作ったつくね団子と
ねぎ、せりで仕上げるシンプルな鍋です。
実は、つくね団子にレンコンのすりおろしを入れる予定だったのですが、
すっかり忘れてしまいました。
あ〜、残念!
もう一度リベンジしたいと思います。
この鍋が、めちゃくちゃおいしかった!
水でもいいけれど、手羽元で作ったスープを使う
と書いてあって、
スープの作り方も紹介されていたので、
作ってみました。
すると、このスープがめちゃくちゃおいしい!
鍋料理って、最後にスープが残りがちですが、
昨夜は夫婦で、鍋の底までさらって食べ切りました〜!笑
若山さんのこの本、ひき肉だけでこんなバリエーション豊かな料理が作れるんだ!
とびっくりする1冊。
ハンバーグからヤムウンセン、ラザニアやルーローハンなど、
和洋中のおかずが紹介されていて、
あれこれ作ってみたいものばかりです。
次は何にしようかな〜?
みなさんは、どんな料理で新年を始められたのでしょうか?
今日もいい1日を。