ただ「好き」であるだけで力になる!

 

毎日気持ちのいい晴れが続いています。
みなさま、いかがお過ごしですか?

普段、「編集まわり」の人にしかお会いしないけれど、
「おへそ展」に出ていると、
ショップのオーナー、百貨店スタッフ、そしてお客様と
いろいろな世界の方にお会いでき、いつもとは違った刺激をいただきます。

その中で、改めて強く感じているのが
何かを「好き」でいることの力です。
何かを成し遂げなくても、ただ「好き」でいるだけですごい!

上の写真は、日本橋三越のスタッフの方が
おへそスタッフのために作ってくれたバッチです。
プラスチック(かな?)の板に、おへその表紙の絵を書き、電子レンジでチンして、
赤く塗ったミニ洗濯バサミをくっつけて作ってくださったもの。
1回ひとつしかできないそうで、仕事が終わってから夜中に、
スタッフの人数分、チンチン鳴らして作ってくれたそうです。

もう、胸がいっぱいになりました。

昨日は、以前「おへそ展」の売り場を担当してくださって、
今は銀座三越に転勤になった方が、
お休みを利用して遊びに来てくださいました。
ふと見ると、なんと売り場に立って接客してくださっている!
お休みなのに!
「おへそ展にちょっとでも関われたら嬉しくて」
と言ってくださり、ニコニコ笑ってお客様と対している姿に手を合わせました。

先日も書いたバイヤーの原田さんは
「おへそ」が大好きでいてくださる方。
好きだからこそ、展示会の組み立て方もおもしろい!
「あの人のおへそとこの人のおへそを組み合わせて……」
とか、「この商品はここがいいから、こう並べて」など
次々にアイデアを出してくださり、
そのすべてに「おへそ愛」を感じるのです。(下の写真は「大人になったら着たい服展」のときのもの)

拙著「ムカついても、やっぱり夫婦で生きていく」
で、整理収納コンサルタントの本多さおりさんが
まだ専業主婦で、自分が何をやったらいいか、自分が何が好きなのかが見つからない時
のことを書きました。
知り合いの方に「好きなことって、ついやっちゃってることなんだよ」
と言われ、「私は、何をやっているかな?」と見つめてみたら、
「そうだ、つい私がやっちゃことって、片付けだ!」と気づいたのだと言います。
カフェや化粧売り場などでアルバイトをしていた時も、暇さえあれば片付けていたそう。

無理やりなにかを探すのではなく、
無意識で続けている「すでに好きなこと」は何かと見つめ直す!
これって、芋掘りみたいに
「どこに私の力、埋まっているのかなあ?」と掘り出す作業と似ています。

私もライターとして仕事をし始めてから
「書く」ということ、「人から話を聞くということ」、
そして「真実」を見つけ出すということ、
それを「誰かに伝える」ということが、
こんなにも好きだったんだと、ひとつひとつ「掘り出して」きた気がしています。

無理に努力して獲得するより、
掘り出す方がずっと無理がなく、本物の力が発揮できる!
誰かと比べることなく、自分に正直に「好き」を見つめてみることって、
前へすすむための大きな力になるなあと思いながら
今日も「おへそ展」にたっておりました。

さて、今回も「おへそ的、買い物のすすめ展」の動画を作っていただきました。
会場に来ていただくのが難しい方も、
ちょっと雰囲気を楽しんでいただけるのではないかと思います。

そして!
今日の閉店後、店内から「秘密のインスタライブ」を行う予定です。
お楽しみに〜!

では、みなさま、今日もいい1日を!


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