平井かずみの、花のなまえ

チューリップ

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まだまだ朝晩の冷え込みは続くものの、日中の日差しは柔らかく、暖かで、春を感じる頃となりました。かれこれ13年になるikanika 花の会では毎年、2月はチューリップの〝くるくる〟と呼んでいるしつらいを楽しんでいます。これは、チューリップの茎をくるり と器の中でリースのように中心をあけていろいろな色や咲き方のを15種類くらい、添わせるように活けていきます。あとから写真で見直すとチューリップを仕入れるとき、なんとなく毎年のテーマカラーがあることに気づきました。ピンク系のグラデーションに濃い紫や黒系、または白が差し色で大人っぽい色合わせの年もあれば、スモーキーなピンク系のグラデーションにオレンジや黄色などのビタミンカラーのチューリップを混ぜる年も。でも、必ず選んでいる色がピンク。そう、どうやら私はチューリップは可愛らしいピンクが大好きなようです!

チューリップの原産はオランダ!と思われている方が多いのですが、実はトルコです。
チューリップという名前も、男の人たちが頭に巻いているターバンのトルコ語「tulbend」から名付けられたとも。もとはトルコに駐在していたオーストリア大使がヨーロッパに持ち帰り、世界中に広まりました。そのため沢山の品種が生み出され、その数は5000種ともいわれていますが、もはや多すぎて定かではないのかもしれません。チューリップの品種改良は、雄しべと雌しべを交配させて種をつくり、数年かけて球根が育ってやっと花が咲きます。新しく市場にでるまでには最低でも10年かかるといわれているので、他の植物に比べて根気がいりますね。

ユリ科チューリップ属
原産国 トルコ〜中央アジア

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