ビジネスピープルからの贈り物

パン屋「ダンディゾン」「ギャラリーフェブ」オーナー 引田ターセンさんNo1

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13年前に、吉祥寺にパン屋さん「ダンディゾン」と
「ギャラリーフェブ」をオープンさせた 引田ターセンさんとカーリンさん。
まだおふたりと面識がない頃から
ターセンさんは、大手IT企業の重役として活躍し
50歳を機に退職して、このふたつのお店を作ったらしい……
と聞いていました。

その後、何度か取材をさせていただく機会がありました。
おふたりの住まいの素敵なこと!
持っていらっしゃる器や家具や道具の洗練されていること!
そして、ものを持ちすぎず、シンプルに暮らそうとする
その生活者としての佇まいの美しいこと!

でも、私はそんな取材の合間に
ちらりと耳にするターセンさんのビジネスマン時代のお話が
何より面白かったのです。
そこで今回、いつものインテリアや暮らし周りのお話ではなく
「ビジネス」に絞ってお話を伺ってみることにしました。

大学を卒業後、日本IBMに入社。
でも、実は、コンピューター会社に就職するつもりも、
営業をやるつもりも、まったくなかったのだと言います。

ターセンさん:
大学時代は英字新聞部だったからね。
「人に何かを伝える」という仕事に興味があって、
本命は「テレビマン・ユニオン」だったんだよ。
IBMに面接に行ったときにも、冷やかしのつもりだったから(笑)
「僕は営業が嫌いです。
1000万円でコンピューターを売るのも
スーパーのアルバイトで販売経験した、
100円で「カール」を売るのと同じでしょ?」
なんて言ったら面接官が怒ってね〜。
でも、後日取締役人事部長が自宅にやってきて
「ぜひ君が欲しい」と延々と口説かれて。
そこまで言うんだったら、と入社することにしたんですよ。

若い頃から、我が道を行く!
さすが大物!と感心しました。

入社後は、どんどん要職につき、
何百人もの部下を持ち、企画を立てる仕事に携わるようになります。
当時といえば、まだ日本のコンピューターの黎明期。
コンピューターを売る、というよりも、
コンピューターを取り入れた経営革新を起こしていた、というわけです。

出世コースといわれるアメリカ本社駐在から帰ってきたターセンさんは、
金融担当として、さまざまな銀行を担当した後、
IBMが当時世界で初めて立ち上げた
コンサルティングビジネスのリーダー世界40名のひとりに選ばれ、
コンサルタントに。

そんなコンサルタント時代に、MBAでみんなが教えてもらう
というビジネスの基本について、
今回丁寧に解説していただきました。

まず、見せていただいたのが
ピラミッド型の三角形。
上から
ビジョン
ミッション
ゴール
ストラテジー
アクションプラン
と書いてあります。

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ターセンさんの手書きの三角形を見ただけで、
なんだかワクワクしてきました。
ビジネスの勉強をしてきた人にとって、
これは当たり前の常識で、
見慣れた図なのかもしれません。
でも、そんな世界とまったく縁遠い私にとっては
まったく未知なる世界。
この三角形に
ビジネスというものの真実が含まれているんだ!
と思うと、
いったいそれは何なのだろう?
と胸がときめくのです。

 

次回は、この三角形の内容について、教えていただきます。

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