花瓶を洗って、本を読む日

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庭の紫陽花の花の向こうに、夏のような青空が広がっています。
気持ちの良いい朝ですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて!
こんなものを手に入れました。
いったいなんでしょう?

先日「ギャラリーフェブ」の「北欧のガラスで夏支度展」で、口が細〜いボトルを買いました。
こんなのです。

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「これに1輪花を生けたとして、中を洗うときにはどうするのかなあ?」
と呟いたときに、カーリンさんが教えてくれたのが、上記のつぶつぶだったというわけです。
しかも、帰るとすでにカーリンさんから「これです」とURLを貼り付けたメールが送られてきていました。
いつも、本当にありがたい!

早速ポチって買いました。
ワイングラスメーカーのリーデル社から発売されているデカンタボトル専用クリーナー。
水と一緒にこのステンレスの粒を入れて振ると、きれいになるというものです。

そして、早速やってみました!
以前から持っているガラスの花瓶につぶつぶを入れて……。

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シャカシャカ振ってみると……。
ピカ〜ンと綺麗になりましたよ〜!
これはすごい!
何度でも使えるのもいいところ。

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そして!
引田ターセンさんとカーリンさんの新しい本を送っていただきました。

「しあわせのつくり方」(KADOKAWA)

憧れの暮らしを送るご夫婦にも、暗黒時代があった!
という本なんだとか!!

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11歳の年の差夫婦のお二人。
モーレツサラリーマンだったターセンさんは、
「気がついたら出勤している」「次に気がついたら、横で寝ている」という
すれ違い生活だったそう。
「結婚生活ってなに?』という日常が続き、暗くて長いトンネルに突入して…….

帯に書かれている「未来は過去を変えられる」とは、
「暮らしのおへそ」でもご紹介した理論物理学者、佐治晴夫先生の言葉です。

「辛くても悲しくても絶望しても、いつか振り返ったときに笑って話せる自分になっていれば、
それは大切な掛け替えのない時間だったことになるんです」(本文より)

私は、この本の中の「セロリ」という題がついたページが大好きです。

セロリの匂いさえ忌み嫌う相手に、「そこまで言わなくても」「やさしさが足らない」「信じられない」
とどんどん大きな問題に膨らませてしまう……。

そして、カーリンさんのこの文章に深く納得しました。

「人は人がいてくれるから、自分の感情と向き合うことができるのです。
人と向き合えばこそ、うれしさや喜び、悲しさや悔しさに気付かせてもらえます。
なぜ分かってほしいいのか、なぜ違うとこんなに悲しいのか。
なんでも自分の好きにしたいからと、無人島で一人で暮らせばしあわせなのか……
そうではないことに気が付くのです」

みなさまぜひ!

今日も暑くなりそうですね。
素敵な1日を!

 


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