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みんな最初は何者でもなかったよね。 大洲市Sa-Rah10周年記念イベント

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愛媛県大洲市にある洋服のお店「Sa-Rah」の10周年記念イベントに、店主の帽子千秋さんに
呼んでいただいて、行ってきました。
肱川のすぐほとりにある素敵なお店です。

23日(土)は、イラストレーター平澤まりこさん、フラワースタイリスト平井かずみさん、
モデルのタラさんと4人でトークイベント。
テーマは「今の私になるまでに」です。

登壇しながらも、私自身も他の3人のお話を聞いて、「へ〜!」と刺激を受けることが
いっぱい!

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平澤さんは、大学在学中から「やっぱり絵」がやりたい、とセツモードセミナーに。
卒業後はブックを持って出版社を回ったそうです。
びっくりしたのは、そこで、編集者にダメ出しされても、
めげずに「そっか!そういう見方もあるのか」と学び、
指摘された点を自分なりに咀嚼して、また描きなおして、持って行ったということ!

私なんて、一度ダメ出しされたら、シュンとめげてしまったり、「なんだあの人わかってない!」と
逆恨みしたことと思います。
「まったく何もわからなかったし、経験もなかったから、プライドがなかったのがよかったのかも」
と平澤さん。

さらに、自分が町歩きしながら作ったフリーペーパーを、いろいろな知り合いに送って見てもらって
それが、初めての著書につながったのだと言います。
どんな仕事につながるかもわからないときに、時間と手間をかけてイラストマップを描く……。
それってやっぱり絵が好きじゃないとできないことだなあと思いました。

 

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平井さんは、専業主婦時代に、大の園芸好きに。
たまたまアルバイト雑誌で知ったインテリアショップに、「観葉植物の素晴らしさを力説して」
採用されたのだと言います。
しばらく勤めてから、お花の先輩に「そんなに花が好きなら、花の仕事をしないとダメよ」
とアドバイスをもらい、退社してレストランなどの生け込みを始めたそうです。
でも、「自分の好きな空間に活けてみたい」と
自宅近所にあったギャラリーに「自分で花を持ってくるから活けさせてください」
とお願いしたのだとか。
さらに、よく行っていたカフェのスタッフに、「ぜひ教室を」と頼まれて
「花の会」を開くように。
最初は、人が集まらなくて、生徒さんが3人という日もあったそうです。

そんな中、ご主人が仕事を辞めて自分の道を探しているときには、派遣で働きながら
少しずつ花の仕事をしていたことも。
そのとき「どうやったって生きていける!」と思うようになったそう。

その後「イカニカ」を立ち上げ、生徒さんがたくさん集まるようになりました。

平井さんとは普段からよく話す機会があるのですが、
いつも感じるのは、どんなに外から見て「逆境」と思える状態でも、
その中から「お楽しみの種」を拾える人だなあということ。
そして、「やりたい」と思うことは、どんどん声に出し、伝えることで
新しい扉がパタンパタンと開く、ということ……。

その原動力となったのは「花が好き」という
純粋さだったのだなあと、改めて感じました。

 

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モデルのタラちゃんは、小さな時からバレエを習い、高校でアメリカに留学。
卒業後ヨーロッパで活動を始めます。
舞台で主役で踊ったこともあったものの、どうしてもうまくいかず諦めて帰国したそう。

食べ物にこだわり、菜食をしていた経験を生かして「いつか料理の本を出せたらいいな」
と思っていたのだそうです。
ヨーロッパにいた頃、食べ物から始まり、身に付けるものも気持ちよく……と洋服を
探していたときに、インターネットで見つけたのが「Sa-Rah」の服。
帰国後、自宅近くにあった「Sa-Rah」の洋服を取り扱っているお店に行ったところ
「うちのモデルになってくれませんか?」と声をかけられたのが、仕事の始まりなのだとか!

なりたくて、なりたくてたまらなかったバレリーナを諦めて、
できるかどうかわからないモデルの道を歩き始めたとき、
全ての経験が、「今」の続いていることを実感するようになったそうです。

「今、今までやって来たことの意味の答え合わせをしているような気分なんです」
という言葉が印象的でした。

 

私も、ライターになるにはどうしたらいいかわからないまま、
インテリアが好きだったので、本屋さんで手にとった「美しい部屋」というインテリア誌の
編集部に、こわごわ電話したのが、この仕事の始まりでした。

今回の4人に共通していたのは、
はじめはみんな、何もわからなかった、ということ。
そして、物事は「わかってから、やる」のではなく、「やるから、わかる」ということ。

この翌日24日(日)は、帽子さんの敏腕プロデュースによって、
4人それぞれが大洲、松山のそれぞれの会場で、それぞれのワークショップ
を行いました。

来てくださったお客様は、みんなとっても熱心で、キラキラした目をしていらっしゃる方
ばかりでした。
何より、大洲の町が川、山、木々、花と自然の恵みに溢れ
すっかり元気をいただいて帰りました。

いろんな土地のいろんな方にお会いできるのは楽しいなあ〜。
またどこかへ出かけたくなりました。

 

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