大谷桃子の、母から娘へ。受け継ぐレシピ

春巻き

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そろそろお正月気分からも抜け出していつもの暮らしが戻りつつある頃。
おせちもいいけど、いつものご飯がやっぱり落ち着くなって感じます。
新しい年の始まりに紹介したいのは、大谷家の家庭料理の定番、春巻き。
春巻きにはちょっといい思い出がふたつあります。
ひとつめは、結婚して初めて作った時に哲也が「オレの春巻きとおんなじ味!」って喜んでくれたこと。
全然違うバックグラウンドを持つ2人の間に同じ味の春巻きという共通項があることが、
ちょっと面白くて、「運命や!」って笑い合いました。
ふたつめは七草がゆの季節に関わること。
子供達が小さい頃は家の周りでよく春の七草探しをしました。
時には小雪の舞う中、最初はイヤイヤついてきていた子供達も
目当ての草を見つけかけると全部見つけたいスイッチがオン。
ほっぺを真っ赤にしながらカゴいっぱいの七草を摘んでくれたのですが、
おかゆに入れるのって実はほんのちょっとでいいんですよね…
どうしたものか?と考えていた時に、ふと、冷蔵庫にある春巻きの皮で巻いてみては?と思いつきました。
「春の七草を巻くなんて、これぞ本当の春巻き!」と嬉しくなり、早速作ってみる事に。
細かく刻んでとろけるチーズやささみと一緒に巻いて揚げた七草春巻きは大好評!
しかし、年末年始のご馳走疲れの胃腸を休めるというコンセプトからは程遠いものになってしまい
お正月明けてもご馳走からなかなか逃れられないな〜と苦笑い。
でも、その後、この七草春巻きも我が家の食卓の定番に。
七草粥の日には、春巻きの皮の買い忘れがないかチェックします(笑)
さて、今回紹介するふだんの春巻き。
春雨やタケノコ、豚肉などを炒めたものを包んで揚げるシンプルなものですが、
みんな大好きで20本巻いてもあっという間になくなります。
春巻きの中身は全て火が通っているので、皮がパリッときつね色になれば出来上がり。
なんでもない春雨炒めが、皮に包まれて揚げてあるだけで、ググッとごちそう感が増すから不思議です。
そう、この春巻きの皮はまるで魔法の風呂敷のよう。
特別なものは何もなくても、ひとたびこの皮に包まれたならば、ちょっとしたご馳走に大変身。
身の回りにあるものを色々巻いてみて、自分のスペシャル春巻きを考案してみるのも楽しそうですね。
そしてある時、自分の作った春巻きを「これってオレ(アタシ)が思い描いていた通りの春巻きだ!」
って言ってくれる人が現れたら、その人が間違いなくあなたの運命の人です(笑)

<材料>(10本分)

春巻きの皮 10枚(1パック)
春雨 1パック
豚肉 150g
人参 中サイズ半分程度
タケノコ水煮 200g
青ネギ 1本
キクラゲ 4g
生姜ひとかけ(10g程度)(おろす)
スープ 120cc
ごま油 大さじ1

*大さじ1=15cc
*小さじ1=5cc

<大まかな流れ>
1. 春雨はゆでて柔らかく戻しておく(パックに書いてある戻し方参照)。
2. 豚肉は一口大に切り、軽く塩胡椒しておく。
3. キクラゲはぬるま湯で戻し(10分くらいで戻る)、石づきを取り2-3mm幅の細切りにしておく。
4.人参、タケノコ、青ネギは5cmくらいの長さにそろえて、細切りにしておく。
5. スープの材料を合わせる。
ウェイパー(中華スープの素)小さじ2分の1(2g)、酒大さじ1、醤油大さじ1を計量カップに入れて、
そこに湯を注ぎ、合わせて120ccにする。
6. 下準備した材料で春雨炒めを作り、バットなどに広げて冷ます。
(ここまで事前にやっておき、揚げる直前に巻けば良い)
7. 春巻きの皮は早め(30分位前)に冷蔵庫から出して柔らかくしておく。
(出したては硬くてうまくはがせないので)
8. 春雨炒めを巻く。(油を中火で温め時始める)
9. 170度くらい中温のでカラリとキツネ色に揚げる。

<作り方の詳細は以下の写真参照>

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材料はこれだけ(豚肉には軽く塩胡椒を。春巻きの皮は巻く30分くらい前に冷蔵庫から出し、はがしておく。)

 

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野菜は同じくらいの長さ(5cm位)の細切りに。戻した春雨にも、何箇所か包丁を入れて短くしておく。

 

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スープの材料とおろし生姜を合わせて120ccに。(はかりがここでも活躍〜)

 

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中華鍋(フライパン)を熱し、ごま油を入れ、肉を炒める。

 

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肉がほぐれてポロポロになったら、キクラゲ、タケノコ、人参を入れて全体に油をからめる感じに炒める。

 

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春雨を入れてざっと混ぜ、スープを注ぐ。強火で水分を飛ばす感じで炒め、
スープが半量くらいになったらネギを入れて、水分がなくなるまで炒める。

 

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バットに広げて冷ます。熱いうちに巻くと皮が破れてしまうので、しっかり冷ます。

 

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冷めたら春雨炒めをだいたい10等分し、常温に戻してはがしておいた皮で巻く。

 

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まず皮の半分より少し前に具を置く。

 

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手前の角を返してキュッと締める。

 

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両はしを折り、、、

 

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一度返して、のり(薄力粉大さじ1を水大さじ2で溶いたもの)を塗り、、、

 

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くるっと返してしっかりのり付けする。

 

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キレイに巻けました!(巻いたものをバットなどに並べる時、オーブンペーパーを敷いておくとくっつきません)

 

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油の温度はだいたい170度。中火で揚げます。(ここでも温度計が活躍〜)

 

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中身は全て火が通っているので、フワフワ浮かんでキツネ色になったらOKですー

 

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皮はサクサク、春雨がプリプリ、タケノコがシャクシャク、キクラゲがコリコリ、揚げたては色んな触感が楽しい!
お好みでからし酢醤油をつけてどうぞ。ハタチになったら、もちろんビールと一緒にどうぞ!

 

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ビールの話が出たところで、オマケに簡単おつまみ春巻きも紹介します〜
具材は軽く塩胡椒して細く切ったササミ、大葉、そしてとろけるチーズ。
ちなみに春の七草春巻きは大葉の代わりに、細かく刻んだ七草を使います。

 

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大葉を敷いて、ササミとチーズをのせ、同じ要領で巻いて揚げる。

 

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中からチーズがトロッととけ出す揚げたてをどうぞ。レモンなどを絞ってもさっぱりと美味。
さあさあ、ビールで乾杯しましょうか?

 

 

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