「願い続けた夢は、きっと叶う」って本当だった!

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毎日あっついですね〜。
私は、「おへそ」の原稿がひと段落して朝のウォーキングを再開。
ただ、朝からすでに暑いので、出る時間を30分早めて5時半に。
この時間帯ならまだ、風が少し涼やかで気持ちがいいです。
帰ってくるころには、汗だくですが……。
原稿を書いている最中は1週間ほどサボっていたので、再開するとすぐに筋肉痛に。
たった1週間サボっただけで、体って変化するものなんですね〜。
一日ごとに体が軽くなってくることを感じます。

 

さて、今出ている「HERS」にエッセイストの光野 桃さんとの対談風景を掲載していただきました。
担当は、おへそでもお手伝いいただいている、編集者&ライターの和田紀子さんです。

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光野さんは、以前も少し書きましたが、私が若いころご著書「おしゃれの視線」を始め、
新刊が出るたびに買って読んだ憧れの方です。
イタリアで暮らしてみて、学んだことから、ご自身のセオリーを生み出されていたその観察力、
描写力、変換力。
こんな文章が書ける人になりたい……と思ったものでした。

そんな方と一緒に雑誌に載る日がくるなんて……。
桃さん、本当にありがとうございました!
若いころの私に、「頑張ればいいことあるよ」と言いに行きたいです。

願い続けた夢は、きっと叶う。

ペシミストの私は、こんなポジティブなこと、絶対に信じませんでした。
でも最近、もしかしてこれは本当なんじゃなかろうか?と思うようになりました。
というよりも、「ネガイツヅケタユメハ、キット、カナウ」という
一文の読み解き方が変わったのかも。
それは、描いた夢が何でもかんでも叶うということではなく、
自分が「願い続ける」ことができる夢を持っているかどうか、が大事ってこと。

以前「暮らしのおへそvol8」でもたいまさこさんを取材させていただいた時、
こうおっしゃっていました。

「わからないことがあったら、無理してわかろうとせず、保留にすればいい。
大切なのは、わからないことを忘れないこと。
心であたため続けた時間が
いつかどこかで答えを拾い上げる体力になる」

これは、夢にも言えるんじゃないかなあと思うのです。

あの人に会いたい。
こんな仕事がしたい。
こんな家に住みたい。
こんなものが作りたい。

人はその時その時に、いろんな願いをもつけれど、
それが自分の経験や知識やキャリヤや財力では、叶えることは無理、
とわかった途端手放してしまいます。
現実的には無理なんだけど、それでも願わずにはいられない……。
そうやって持ち続けた願いは、いつか必ず叶う。

もしかしたら、最初に願っていた形とは違うかもしれないけれど、
ああ、あの時描いた夢は、ここに到達するためのエネルギーだったんだなあ
と思うことができたなら、それでいいんじゃないかと思います。

そして、それはきっと自分に素直になることなんだろうなあとも思うのです。
見栄や誰かの評価を求めて描いた夢は、
すぐにポイと捨てちゃえる。
でも、自分の心の奥底から「やりたい」と願ったことにアクセスすれば、
それを持ち続ける力が、体の中から湧いてくるんじゃなかろうか……。

三日坊主で、飽き性の私が、ライターという仕事だけは、迷いながら、ヨロヨロしながら
ここまで続けられるなんて奇跡のよう!
それは、やっぱり「書く」ってことが好きだからなんだろうなあ。
というか、ここまで続けてこられたから、「あ、私って書くことがこんなにも好きだったんだ!」
ってわかったという感じです。

いかにピュアな自分の願いに耳を傾けられるかが、
「ネガイツヅケタユメハ、キット、カナウ」
と信じるための近道なのかも。

 

今日も暑くなりそうです。
みなさまお気をつけておすごしください。

 

 


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