わからないことをわかっていく過程を1冊に

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じゃじゃじゃ〜ん!

いよいよ本日「時間を、整える」発売です!
連日しつこくてすみません……。

でも、毎日毎日言いたいほど、この本には思いがいっぱい詰まっているのです。
いつも、おへそ実用シリーズは、「わからないことをやろう」を合言葉に作っています。

 

まずは、体を整える」なら、心を整えてから体を整えるって思ってたけど、
どうやら逆で「体を整えたら、心が整うんじゃない?」という仮説とともに

暮らしを、磨く」は、「毎日掃除をしたいと思うのに、どうしてできないんだろう?」という切実さとともに。

お金を、整える」は、「一体どれぐらいお金を持っていたら不安じゃなくなるんだろう?」という疑問とともに。

 

「わからないこと」をやるっていうのは、リスクもあるし、どこに着地するか見えなくて不安だし、
何より手間と時間がかかります。
でも、「わからない」から一つずつ「わかる」を見つけているプロセスが面白い!
その道のり全てがこの1冊には含まれているのです。

 

そして、この「時間を、整える」は、「そもそも時間ってなに?」ということが始まりでした。

物理学者の佐治晴夫さんは
「私の時間と、あなたの時間は違います。
その人の置かれている状況や心の状態によって、個別の時間が流れているのです」
と教えてくれました。

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イーオクトの高橋さんは、最近になって、仕事を終えて帰宅しご飯を作って…という時に
以前なら「早くしなくちゃ」とイライラしていたのに、
最近では、「ま、いいか。ゆっくりで」と思うようになったのだとか。
「心を整えれば、生活から「面倒くさい」という言葉が一切消えちゃったのよ」
という言葉に驚きました。

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ライフオーガナイザーの鈴木尚子さんのお話の面白かったこと!
家事、子育て、仕事に追われる中で、

「以前の私は、いつも不機嫌で、『やらされている感』が満載でした」
と正直に語ってくださいました。
そして、そこから抜け出すためにやってきたこと……。

自分のスケジュールを全て書き出し見える化することで、夫にどれだけ大変かを「プレゼン」し、
家事分担を提案したり、
自分はどんな時に楽しくて、どんな時に不愉快になるか「自分の取扱説明書」を作ったり。

「かつて、私にとって
時間は敵でした」

という言葉は衝撃!
そこから抜け出す方法をぜひ読んでみてください。

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私はといえば……。
まず真似したのがこれ。

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夜寝る前に、15分だけキャンドルを灯し、音楽をかけて、
何もしない。

これ、思っている以上にすご〜く効果的なんです。
さっきまでパソコンに向かっていて、あたふたとお風呂に入り、パタンと寝る。
そんな日々だったのに、
15分だけ何もしない……。

最初は、なんだか何もしないことに慣れていなくて、モゾモゾするんですが、
ゆっくりキャンドルを眺めているうちに、
心の温度がす〜っと下がっていく感じ。
「明日はあれやらなくちゃ」などと頭の中が忙しく回転していたのが一旦止まり
「明日やらなくちゃ」
のもっと向こう側にある、大切なものが見えてきます。

これは、やってみないとわかりません。
自分を空っぽにする感覚って、ものすごく気持ちいいものだ、と知りました。

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ところで、毎回別冊の表紙、かわいいでしょ!
今回の撮影の舞台裏はこんな感じ。

スタイリストの城素穂さんが、いつも素晴らしいグッズを集めてきてくれます。
横で見ているのは、アートディレクターの三木俊一さんです。

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みなさま、ぜひ書店で手にとってみてくださいね〜!


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