日々のこと

連続投稿4日目 美味しい一皿のちから

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ずっと家にいるので、ちょっと気分転換に、益子&笠間の陶器市へ行ってきました。
しかし……。
すごい人、人、人で疲れてしまい、早々に退散。
食べ物を販売しているテントもどこも長蛇の列だったので、人が少ないところで買ったら、これがイマイチ。
空腹だけを満たす食べ物にがっくり。
ワクワクする器も見つけられなくて、しょんぼり帰路につきました。

 

が!
途中で「そうだ!シンゴスターリビングさんに寄ろう!」と思いつき、つくばに寄り道。
数年前に「cox」という新しい「食事棟」をオープンされたと聞いていました。

オーナーの伊藤信吾さんとようこさんに出会ったのは、今から10年ぐらい前でしょうか?
その後、古い一軒家で暮らされている様子を取材させていただいたことも。

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かつては、古い蔵の1階が北欧の古い家具や器、国内外の生活道具などを集めたギャラリーショップ、
2階が信吾さんが丁寧に淹れてくれるコーヒーを味わえるカフェでした。

今回訪ねてみると……。
敷地内に見たこともない建物がデ〜ン!と建っていてびっくり!
なんだこれ? ここがお店? どこから入るの?
とワクワクしてきました。

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聞けば、設計は、あの知る人ぞ知る新関謙一郎さん(ギャラリーフェブや、アウトバウンドの改装を手がけた方)なのだとか。

コンクリートの塊のような建物の横に入り口があり、薄暗い店内に入ります。

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店内は天井が高く、所々に効果的に作られた天窓から光が差し込みます。
その陰影の美しいこと!
信吾さんは、テレビ番組の「建物探訪」で新関さんのことを知り、すっかり魅了されて「いつかは……」とずっと思っていたのだとか。
今回この建物は、プランニングに5年。構想が決まってからは、コンクリートを流し込むための木枠作りから取り掛かり、長い長い歳月をかけてやっと完成したのだと言います。
「木枠を作る職人さんたちと、すっかり仲良くなっちゃいました」と教えてくれました。

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古い家具や小物、キャンドルなど、お二人が自分たちの目で探されてきたものが、この空間と見事にマッチして、本当に心地いい空間でした。

そして、食べるものがまた美味しい!

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アスパラのソテーはチーズがとろりとかかり、本当にみずみずしくて絶品でした。
そのほか、白カビチーズに、フェンネル風味のフルーツトマト、しっとりとしたローストポーク。

他のお客様が頼まれていた、フルーツサンドも、ドイツパンの上に季節のフルーツが美しく並べられ、
美味しそうだったな〜。今度は絶対アレにする!と決めました(笑)

 

そして、思ったのです。
空腹だけを満たす、お金を稼ぐための食べ物と、
心を込めて作った食べ物は、こんなにも違うのかって。
人は、たった一皿の美味しいもので、こんなにも心満たされるものなんだって。

 

みんなが、誰かのことを思って作る「一皿」を持っていたら……。
それは、料理でもいいし、私なら文章だし、お母さんだったらおにぎりかもしれないし、
美味しく淹れるお茶でもいい。
そうしたら、きっと世の中はどんどんハッピーになるはずだよな〜と思ったのでした。

 

さらにさらに!!
隣のギャラリーショップでは、素晴らしい器を発見!

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北欧の古い器かな?と思ったら、なんと笠間の作家さんで、70代になるおじいちゃまが作られたものだとか。
小林東洋さん作。
私は初めて知りました。

「アトリエやご自宅も素晴らしいですから、一田さん、ぜひ行ってみて!」とようこさんに教えていただきました。
ちょうど紅茶でも番茶でも使える大ぶりのポットを探していたので、まさにドンピシャ!
楕円のお皿は、サラダでもいいし、煮物でも、なんでも美味しく見せてくれそう!
一気にテンションが上がり、ワクワクモードに突入しました!

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信吾さん、ようこさん、ありがとうございました!
さあ、帰ってまた私は原稿頑張ります!

 

 

 

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