更年期障害にオススメのアロマもある!?  アロハハウスリーフ 坂本早苗さん

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今年始まってすぐの1月6日、カメラマンの近藤沙菜ちゃんと二人で、愛媛県宇和島まで行ってきました。
それぞれ実家に帰っていたので、私は西宮から、沙菜ちゃんは名古屋から、岡山駅に集合
しレンタカーを借りて4時間かけてまずは大洲まで。そこで1泊。翌朝1時間走り、やっと宇和島につきました。

ここで「アロマハウスリーフ」を営むのが坂本早苗さんです。
1階は、アロマテラピーの精油などのほか、雑貨や洋服などが並ぶショップ。
2階が、娘さんの千穂さんが焼く手作りケーキやハーブティなどを楽しめるカフェと、スクール、サロンに
なっています。

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坂本さんとの初めての出会いは、私が兵庫県芦屋市で開いた「おへそ塾」でした。
坂本さんは、わざわざ宇和島から来てくださったのです。
「結婚して初めての一人旅なんです」とおっしゃっていたのがとても印象的だったのを覚えています。
今回、宇和島まで行ってみて、あの時、どれほどの時間をかけて芦屋まで来てくださったのか、
改めて自分の体で実感しました。

その後facebookで繋がって、坂本さんの活動を拝見していると、
産婦人科にマッサージに行かれたり、
アロマテラピーアドバイザーの認定講習会を開かれたり。
その活動の幅の広いこと!

そして、時々メッセージをやり取りする際は、本当に優しい言葉をかけてくださるのです。
一見、ふんわり、おっとり見えるのに、
仕事への覚悟や姿勢はすごい!
そんな坂本さんって、一体どんな方だろう?とお話を聞いてみたいと思ったのでした。

到着してみると、アロマハウスリーフのショップは、宇和島駅から徒歩5分ほど。
線路の脇にありました。
「こんな便利なところにあるんだ!」とちょっとびっくりしました。
勝手に、のどかな宇和島の大自然の中にあるお店
みたいなイメージを持っていたので。

でも、お話を聞いていくうちに、
この「線路の脇にある」というロケーションが、
坂本さんのルーツと深く関わっていることを知りました。(そのお話はまた後ほど)

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今では、多くの人がアロマポットで好きな香りのアロマを炊いたりと、
アロマテラピーを暮らしに取りいれるようになりました。
でも、坂本さんがアロマを始めたのは、今から17年前。
まだまだアロマテラピーという言葉さえ知っている人が少なく、精油を売っている店もほとんど
なかったそうです。
実は、私も知っているようで、知らないようで……。

最近、少々「更年期」を感じつつある私は「更年期にきくアロマってあるんですか?」と聞いてみました。
すると
「ありますよ!」と坂本さん。
「精油っていうのは、ホルモンの分泌のバランスを整えるんですが、女性ホルモンに効果があると言われている精油がいくつかあります。
更年期障害は、エストロゲンが減少することで起こりますが、エストロゲンの成分とよく似た
分子構造をしている クラリセージという精油があるんです。
その中のスクラレオールという成分がエストロゲンとよく似ているんですね。
嗅ぐことでもいいし、植物オイルにブレンドしてマッサージなので皮膚から吸収するのもいい。
両方やるとすごくいいんです」
と教えてくださいました。

お話を聞きながら、「アロマテラピーって、やっぱり理系の学問なんだな〜」と実感!
そして、坂本さんにアーモンドオイルにクラリセージをブレンドしたマッサージオイルを作っていただき、
持って帰ってきました。
お風呂から上がるたびに、これで全身をマッサージしています。

 

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今回の「美しきワガママンたち」では、
アロマでできることって何? どう楽しめばいいの?なども教えていただきながら、
坂本さんの「これまで」のお話を伺います。
お楽しみに。

 

撮影/近藤沙菜

 

 

 

 

 


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