もう日本は年の瀬モードなのでしょうね。
私は風邪でダウンした後、少しずつ回復してきました。
幸いこちらは、朝は9時にならないと明るくならないし、夕方3時半には暗くなるので
日本では考えられないほどたっぷりと眠っています。
なんだか、寝るためにやってきたようです。
実は今回の旅、エストニアだけでゆっくりしようという予定だったのですが、
直前に、やっぱりせっかく行くならバルト三国を回ろうと、
急遽、リトアニア、ラトビアを巡ることになったのでした。
連れ合いは、そんな旅の手配もとても上手で、
エストニアから国際線でリトアニアに飛び、リトアニアーラトビア、ラトビアーエストニアは
バスの移動をちゃちゃっと手配してくれたのでした。
私はといえば、「遠い」だの「バスの座席が狭い」だの
言いたい放題、言いながらついて回っております。
それでもリトアニアからラトビアまでの4時間のバスの旅は、
ちょうど夜明け前の7時に出発し、だんだん空があけてきて、広大な土地の向こうに
真っ赤な太陽があがるドラマティックな時間を過ごし大満足でありました。
いつも思いっきり和風な食生活の私たちですが、それなりにこちらの食べ物もおいしくいただき、
オーガニックレストランも充実していて、あれこれ毎日さがしては巡っております。
おいしかったのはリトアニアで食べたフェンネルのフィッシュサラダ。
フェンネルといっても、あのハーブの青い葉の部分ではなく、茎をスライスしてトマトと
あえてあり、シャキシャキしてとてもおいしかった!
街を歩いていると、こちらの女性たちは、
若い子もおばちゃまも、とても素敵です。
そして、驚いたのはコートなどのアウターは圧倒的に「黒」だということ。
全身真っ黒できりっと着こなす人もいれば、
顔まわりのストールだけ、明るめのグレーやキャメルを選び強弱をつけていたり、
その着こなしはとても参考になります。
40半ばぐらいから黒を敬遠するようになっていましたが、
改めてまた黒を着こなしてみたいなあと思うようになりました。
そして、こっちのカラスは黒とグレーのツートンなのです。
おっしゃれ〜!