お友達ブログ 平井かずみの、花のなまえ

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菊というと私たち日本人にとっては仏花という印象が強くて、お花屋さんに並んでいてもどうしてもそんな目線で見てしまうのではないでしょうか。
以前、友人から聞いたちょっと微笑ましい話しがあります。彼女の友人のお母さまが入院されて、そこにアメリカ人の彼がお見舞いにきた時の話しなのですが、花屋の軒先に出ている可愛らしい(と彼は思った)花束を持参してきたところ、皆んなでビックリしたというのです。
そう、なぜならもうご想像がつくと思うのですが、、、笑
彼が可愛らしいと思って買った花束は、菊の花を中心としたお供え用に並んでいたものだったから。
私たち日本人からするとちょっと驚いてしまうことですが、純粋に菊の花が“可愛い”と思って選んでくれた彼の心はとても素敵だなぁ。。と思うのです。

調べてみると、菊をお供えの花としているのは、日本の他には、中国や韓国、それからフランス・ポーランド・クロアチアなどヨローッパの一部の国では白菊を捧げるのだそうです。

中国から奈良時代に伝わり、江戸時代にはたくさんの品種改良が行われた菊は、その後ヨローッパに伝えられ大人気の花となります。英名を略して「マム」と呼び親しまれています。ヨーロッパでもたくさんの品種が生まれ、花びらがびっしりとボールのような「ポンポンマム」、華やかで大きな花をつける「デコマム」など。

でも、やっぱり私が一番好きな菊は、子供の頃に祖母の家の庭先で咲ていたような太陽のほうへと細い茎を伸ばし、なんとも自由な姿です。

キク科・キク属
原産国 中国

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