大雨の被災状況に胸がつぶれる思いです。
少しでも早く、心に平穏が戻りますように……。
この時期、気圧が低く、湿気が多くて体調がイマイチだったり、
なんとなく、憂鬱になりがちですよね。
私も、取材が立て込んで体が疲れている上に、原稿がまだこれから、というプレッシャーで、
さらには、日々の小さな失敗や後悔が重なって
少々参っております……。
自分が弱っちくなったときって、
普段とは大切なものがくるりとひっくりかえる気がしています。
イケイケドンドンの張り切りモードの時には、
次の目の前の仕事がくっきり見えて、
前へ進む段取りをし、新しいものが次々に目に入ってくる……。
でも、心が疲れた時には、普段ならスルーしてしまう
「目に見えないもの」がいかに自分を癒してくれるかを思い知ります。
毎日炊いているアロマだけれど、
その香りに、ふ〜っと息を吐けたことに自分で安心したり、
静かな音楽がす〜っと心に染み入ってきたり……。
先日、柑橘系やローズマリーなどのクールな香りが、
頭をクリアにしてくれる、と教えてもらいました。
私は、無意識に仕事部屋で炊く香りを選んでいたけれど、正解だった!
体が選ぶものって、正しいのですね〜。
先日もこのブログで書きましたが、疲れているからこそ、呼吸を深く……。
好きな香りをふう〜っと吸い込むと、自然に呼吸が深くなり、
ちょっとだけラクになります。
今度「おへそ」でご紹介するとある音楽のプロが
音楽は「聞いてくださるみなさんのために」としきりに語っていらっしゃいました。
確かに、弱っているとき、耳に心地いい音楽は、
自分のいちばん深い芯のところまで作用するよう……。
私は、アップルミュージックを利用しているので、
AIが勝手に過去の私が聞いた音楽を学んで、ミックスリストを作ってくれます。
自分が意図して選んだものでない音楽を聴くのっていいんですよね〜。
聴きながら、「ああ、いい曲!」と思ったらチェックして、
そのミュージシャンのCDをダウンロードしたりもしています。
さらには、もうどうにも心がどろ〜んと落ち込むという時には、
とにかく、とっととお風呂に入って早々にベッドに潜り込みます。
以前、おへそ別冊「もやもやを整える」を作ったときに、
「どんなに悩んでいても、ぐっすり眠ったら、あれ?何に悩んでいたんだっけ?と
思えるでしょう?」
という言葉を聞いて、なるほど!と思ったもの。
私は、ちょっとつらいなあという日には、9時にはお風呂に入って9時半ぐらいに
寝ることにしています。
香りも音楽も睡眠も、当たり前といえば当たり前。
でも、心が弱っているからこそ、すぐ身近に当たり前の力を再認識する……。
自分をレスキューする方法は、
無理して何かを変えようとすることではなく、
自分の周りを見渡して、
そこにあるものを、よ〜く味わってみることなのかもしれません。
さあ、今日はレモングラスの香りでCHEER UP!
みなさんのレスキューグッズは何なのでしょう?
湿気やジメジメを吹き飛ばして、どうぞ今日もいい1日を!