日々のこと

あるもので作る。今できることをやる。

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ぐんぐんと朝、明るくなるのが早くなってきましたね。
以前は薄暗い中でお風呂に入っていたのに、今はキラキラひかる朝日が
バスルームに一筋差し込んで、それだけで幸せな気持ちになります。
みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?

さて。
このごろ食材は大地の宅配と、スーパーへ週に1〜2回行くだけにしています。
そうなると、ご飯の作り方ががらりと変わりました。
以前は、買い溜めがあまり好きではなかったこともあり、その日食べたいものを考えて
必要なものを買って、それから作る、という順番。
それが今は、苦手な「家であるもので作る」パターンに。
やればできるものですね〜。
思った以上に苦もなく、毎日昼ごろに、「今日の晩ご飯は何にしようかなあ〜?」と考えて
冷凍庫から、肉や魚を取り出しておく、というのが新たな「おへそ」=習慣になりました。

そして、このおかずは、これとあれがなくちゃ、と完璧さを求めるのもヤメ。
なければないで作ってみる。するとちゃんと出来上がり、そこそこおいしい。
なんだ、大丈夫じゃん、とにんまりしております。

先日作ったりんごのコンポートもそう。
いつも作るときには、りんごと一緒に輪切りにした柚子を加えていました。
砂糖だけで煮ると、フニャフニャになってしまうので、
柑橘によって、ペクチンをプラスして、ねっとり仕上げるというわけ。
でも、柚子を買いにいけません……。(もっともこの時期もう柚子はあまり見かけないし、
あっても高いのですが)
そこで、レモンでやってみた!

実は以前も柚子がなくて、レモン汁を加えてみたのですが、イマイチうまくいかなかったのです。
で、今度は「汁」じゃなくて、「全部」加えてみることに。

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無農薬のレモンではなかったので、皮を剥いて、中身だけを8つにカット。
りんご4個に対して、小さめだったのでレモン2個。
ここにグラニュー糖と水を3/4カップぐらい加えて、20分ぐらい煮れば完成です。

これが大成功!
レモンの酸味がきいて、しかもねっとり仕上がり、おいしいコンポートになりました。

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今あるもので作る。
これって、
今できることをやる。
ということと繋がっているなあと思いました。

今、思うようにものごとが進まなくて、不安や焦りを抱えている方も
たくさんいらっしゃることと思います。
飲食関係の方、音楽や演劇関係の方、いろいろなお店を自粛してクローズしている方。
その他にも、お子さんと一緒にず〜っと家にいる方も、
なんだか希望が持てなかったり、1か月先のことが見えなかったり……。

私も、Stay  homeの最初の頃は、
「せっかく家にいるんだから、いつもできないことをやろう!」と張り切っていたのですが、
新著「暮らしの中に終わりと始まりをつくる」が発売され、
でも、都内の大型書店はほとんど閉店中で、
ぐんぐん売れるわけではない……。
そんな状況になってはじめて「あれ?」と「我がこと」として、今回の状況を改めて実感したのでした。
今回の本は、幻冬舎の敏腕編集担当、羽賀さんが、
併走してはげまして、ときにダメ出しをくれ、
本当に長い時間をかけてコツコツ書いたのでした。
ビジュアルに頼りすぎず、ひたすら文章と向き合う……。
そうやって、書いたからこそ、私にとってとても思い入れのある1冊になりました。
だからこそ、多くの方に手にとっていただきたい……。
でも、状況は最悪……。

しばらくしょんぼりしておりました。
そんなとき、facebookで知ったのが、
中野善壽さん著の「ぜんぶすてれば」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
伊勢丹や鈴屋、台湾企業で数々の実績を残し、
天王洲アイルにある「寺田倉庫」をアートやワインの保管など、新たな「価値」の保存によって
経営改革をしたという方。
家も車も所有することには興味なし、という方。

「将来をつくるのは、今日の自分。
今日の自分を妨げるものはぜんぶ捨てて、
颯爽と軽やかに、歩いていこうじゃありませんか」

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これを読んで号泣。(このごろ泣いてばかり)
そうか!私ができることは、本の売り上げにやきもきすることじゃない。
今できることをやればいい。
「妨げるもの」を全部手放して、
「颯爽と」歩き出せばいいんだ!
と思ったのでした。

私は、今書きたいことをコツコツ書いて、
昼は掃除をしたり片付けをし
夕方になったらご飯を作って。
それだけでも、健康でいられるだけで十分幸せ。

みなさんの「今」できることはなんですか?

あ、でも、みなさまぜひ拙著は手に取ってみてくださいね。
お友達にもお伝えいただけたらもっと嬉しいです! 笑

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