白玉ぜんざいを食べながら、本やインターネットの言葉で思考を広げる

 

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今日は東京は快晴です。
庭の白い山吹が咲いているのを見て、夫が一言。
「自然はすごいのお〜」
確かにその通り!

私は、幸いにも「おへそ別冊」の取材がほとんど終わり、いまは家にこもって
原稿を書いています。
数件がキャンセルになったものの、知人たちの力を借りて、
雑誌作りが続けられることに本当に感謝!

家にずっといると食べることだけが楽しみに。
昨日も書いたように、あんこを煮て、白玉団子を作り冷凍を。
1個ずつ解凍すれば、あっという間におやつタイム!
自分で炊いたあんこは本当に美味しい!

小豆ひと袋(300g)に水カップ3を入れて40~50分コトコト炊き、
時々差し水をして、
柔らかくなったらグラニュー糖250gを入れて5分ほど煮るだけ。
よかったらぜひお試しを!

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上の小分けパックから、1個を出したところ。

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私は、作家の辻仁成さんのTwitterをフォローして、ブログを時々拝読しているのですが、
昨日の投稿「ロックダウン生活下でも、キッチンは裏切らない」がよかったなあ。
パリは今ロックダウン状態で、辻さんは息子さんと2人で家で過ごされています。
ご飯を作るのはもちろん辻さん。
Twitterの紹介文はこちら。
「ロックダウンについて日々状況が変動していて、
明るい兆しに喜んだり、厳しい現実に落ち込んだり。
笑ったり泣かされたり大変な世界だけれど、僕を必ず元気にさせてくれるスペースが
家の中にある。キッチンは裏切らない。今日の日記です」

そして日記には、息子さんと鶏肉のフリットを作る様子が綴られていました。
鶏胸肉をそぎ切りにして卵白にくぐらせて揚げる!
う〜ん、美味しそうだ!
我が家の今日の夕食はこれにしようと思います。

昨日、新刊のお知らせをしたら、みなさんたくさんamazonで予約をしてくださったようで
本当にありがとうございます。

私が今読んでいるのはこちら。
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自分で「始めた」女たち。
う〜ん、いいタイトルだなあ。
ニューヨークで自分でビジネスを営んでいる女性たちのインタビュー集です。
最初、エッセイでもないし、一問一答なんて面白くないかなあと思ったのですが、
読み始めると、短いからこそ、言葉の力にグイグイ引き込まれます。

自分でビジネスを始めて得た最大の教訓は?
「勝者とは、立ち上がった敗者である」。これに尽きるわ。

 本当の自分であること。成功するためには自分を変えなきゃなんて思わないこと。

自信をなくしたり逆境に陥ったときの立ち直り法は?

 いつも最後は忘れがちな真実を自分に言い聞かせてる。
 たとえ失敗して、この会社が成功しなくても、私は大丈夫って。

職業も状況も違うけれど、短い一言だからこそ、自分に当てはめて考えやすい。
たとえ会社を経営していなくても、この言葉の中に含まれる真実は、本当にその通りだなあと
その一言から想像力を広げ、分解し、再構築して、考えるヒントになります。

自宅に居ながらにして、
本やインターネットで誰かの言葉に触れて、思考を大きく広げられるって
幸せだなあ〜と、
白玉団子を食べながらしみじみ思いました。

みなさんは、どんな日々をお過ごしでしょうか?
今日もいい1日を。

 

 


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