東京は急に寒くなり、
昨日、夜にテニスのスクールに自転車を走らせていたら、
頭のてっぺんがつ〜んと痛くなりました!
さて。
少しお知らせが遅くなってしまいましたが、
私が10年以上前から担当させていただいている「暮らしのまんなか」が
2年間ほどお休みしていたのですが、
この春、扶桑社から復刊いたしました!
かつては「暮らしのまんなかからはじめるインテリア」という名前だったこのムック。
インテリア雑誌がどんどんなくなっていく中で、
インテリア&ライフスタイルをしっかり紹介する1冊で、私にとって
とても楽しく取材をさせていただく仕事になっています。
今回のテーマは
「整理整頓は引き算から」。
インテリアというと、家具や食器や道具を買ったりと
「プラス」することでつくると考えがち。
でも、本当に必要なものを見極めて、
いらないものを手放す……
ということから始めてみるのはどうだろう……。
さらにもうひとつ。
手間をかけたり、時間をかけたりするのではなく、
何かをやめたり、省略したり。
そうやって「時間を手放す」と、
もっと気楽になって、毎日が楽しくなるかも……。
というわけで、
「ものを手放す」
「時間を手放す」
という2つの視点から、いろいろなお宅の取材をさせていただきました。
今回はスタッフと手分けして、
いろんな人に手伝ってもらいました。
私以外の視点が入っているので、物件もバリエーション豊か。
Dajaの板倉直子さんから紹介いただいた奥田善子さんは、
庭に小さな小屋を建て、家時間と庭時間を過ごしていました。
久しぶりに会った溝江里映さんは、
新居に引っ越したばかり。
以前は、フランスが大好きで家具や雑貨はアンティークや古いものだったのに
新居は、真っ白なニュートラルな空間。
個性を出しすぎずに、色のない空間で、
自分の中から自然にこぼれ出すものを待つ……。
そんな変身っぷりに驚きました。
そのほか、デザイナーの引田大さんにご紹介いただいた
深瀬千絵さんは、「子供のため」という視点を手放し
大人の楽しめる部屋作りにシフト。
パーマネントエイジの林多佳子さんに連れて行ってもらった
料理家の幣真紀子さんのお宅は中古マンションを
隅々まで自分仕様にリフォーム。
その幣さんと大の仲良しという料理家の小堀紀代美さんの新居は
ウィリアムモリスの植物柄のカーテンが主役でした。
そのほかにも、見どころがいっぱいです。
ぜひ手にとってみてくださいね。