「チャリボン」(本でチャリティ)をやってみた!

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今日は大寒だそうです。
最近暖かくて、ちょっと心配になりますね。
古い我が家では寒さが身にしみますが、やっぱり冬は冬らしく、
き〜んと寒い方がいい……と思うこのごろです。

さて、先日新しく不定期連載「都会でエコ生活」を始めてくれた良原リエさんの記事を読んで
ハッとしました。

断捨離が流行ったこともあり、いさぎよく捨てている方も多いかもしれません。(中略)
一方で、不要なものをどんどん捨てることに罪悪感を感じてしまいました。(中略)
ゴミ収集車が回収してくれれば、自分の視界からは消えますが、
ゴミを増やしてしまうことにも、もやもやが残ります。

うわっ!
これって私のことやん!って思ったのです。
今まさに、私はものを減らそうとしているので……。

いつもバタバタと忙しいし、どこかで、処分するものの行き先までを考えていたら
いつまでたっても、ものが減らせない……と思っていたような気がします。
ああ、私は、私のことしか考えていなかったなあと反省したのでした。

リエさんはこう書いています。

ゴミ袋に入れる前に、違う形で生まれ変わってもらう方法があります。
それがリユース、リサイクルです。

この記事を読んだとき、私はちょうど本棚の整理に取り掛かっていました。
「もう読まない」と判断した本が段ボール3箱ほどありました。
いつもなら、大型の古本チェーンに売りに行くところなのですが、
ここでふと考えました。
もっと違う方法ってないのかな?って。

そうして見つけたのが、「チャリボン」というシステムでした。
長野県にある古本屋さんが始めた「本で支援を」と始めたもので、
古本を買い取った金額の一部をいろんな団体に寄付してくれるというもの。

寄付先は、たとえば「NPO法人難民支援協会」「大風19号被災地支援 世界の医療団」と
ホームページに掲載されている中から選ぶことができます。

このシステム、とっても便利!
ホームページから申し込むと、本を引き取りにきてくれる日時を知らされます。
私の場合、その日の夕方でした。
送料は無料!
そして数日後に本の査定結果がメールで送られてくるというしくみ。

私は114冊で8391円でした。
このお金で、どこかで役に立ってくれたら嬉しいなあと思います。

私は、「仕事が忙しいから」を言い訳に、
こうした意識が本当に欠落していたなあと思っています。
ちょっと調べれば、こんな私でも「いつも」と違う行動を起こすことができる……。

もう少し大きな目を持ちたいと思いました。
今度は衣類の届け先をちょっと調べてみたいと思います。

みなさま今日もいい1日を。

 


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