青春プレイバック パート1

 

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昨日から実家に戻っています。
東京駅から新幹線に。
今では、当たり前のように行き来する東京ー新大阪ですが、
若い頃は、私にとってこの距離は宇宙と地球ぐらいかけ離れたものでした。
新幹線に乗ると、東京と大阪の間に目に見えない異次元の世界へ入るバリアがあるんじゃ
ないかと思ったぐらい……。

そこで、じゃじゃじゃ〜ん!
お正月スペシャル企画! 私の青春プレイバックを書いてみようと思います(笑)。

私は、25歳の時に、親の反対を押し切って結婚、上京しました。
ずっと優等生で「いい子」だった私の、一世一代の大決断でした。
だからこそ、上京前と後は、紀元前と紀元後ぐらい、
人生ががらりと変わったのでした。

高校生の頃の夢は小学校の先生になること。
小学校時代の担任の先生に憧れたのがきっかけでした。
ところが共通一次試験に失敗。教育大を諦めて普通の女子大の文学部へ。

ずっと本を読むのが大好きで、幼い頃は親に「寝なさい!」と言われても
お布団の中に懐中電灯を持ち込んで「4人の姉妹」を何度も読む子供でした。
高校、大学生になると雑誌を読むのが大好きに。
と言っても、オリーブ少女でもなく、アンアンでもなく、
一番無難なノンノを読むような女子大生でした。

就職は出版関係に行きたかったものの、当時関西には出版社はほとんどなく、
親が厳しかったので、自宅から通えるところでないとダメと言われ
結局は親のいいなりに商社に就職しました。

その頃の私の夢は、早く結婚して子供を産んで
娘とお揃いの洋服を作って、夙川沿いを手を繋いで歩くこと、
でした。

バブル全盛期で、会社帰りにディスコに行ったりと、会社はそれなりに楽しかったけれど、
ずっと「これでいいのかな?」とモヤモヤしておりました。

そんな時、同期の女の子(社会人になってできた親友です)に誘われて初めてのスキーへ。
彼女はスキーがとっても上手だったのですが、
私は初心者。
あまりに程度が違ったので、私だけスクールに入ることになりました。
そこで!
運命の出会いがあったのでした!!!

この続きはまた明日。


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