人をちゃんと褒められる大人に

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みなさま、三連休いかがお過ごしだったでしょうか?
私は、「おへそパーティー」があったり、
知人と待ち合わせてカフェで久しぶりの「ぶっちゃけトーク」を楽しんだり。

ここ数日は東京は夏に逆戻りしたような暑さでしたが、
朝晩はやはり涼しくなり、
足先が冷えるようになりました。

そこで夏の間お休みしていた冷えとりを再開。
今年は、福山での「おへそ塾」のときに紹介していただいた、倉敷の「くらしきぬ」さんの
靴下を履いてみました。
ふんわりと柔らかくて気持ちいい〜!

夜はこれを履いて寝ると、やっぱり熟睡度が違うわ!と再認識いたしました。

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さて!
「おしゃれの制服化」を読みました〜という声をあちこちからいただいています。

ありがとうございます!

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この本の中でご紹介している佐藤治子さんが、大人気のご自身のブログ「madame Hのバラ色の人生」の中で
この本のことを書いてくださいました。
下記、一部引用です。

 

過去に取材等で様々なインタビューを受けて来たけれど
彼女の文章が一番「私の思うこと」を的確に表現してくれていると思いました。
私のページは別として、一田さんご自身のベーシックアイテムの考え方や
他の方々の「制服」を通して、それぞれの生き方を知ることはとても興味深いです。
本日発売!ぜひ、ご覧になって下さいね。

人生の大先輩にこんな風に書いていただけるなんて、もう涙、涙……。

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佐藤さんは、アパレルブランドのデザイナー、ディレクターとして40年以上のキャリアを持つ方。
ところが……。
60歳の時に、佐藤さんが「ムッシュ」と呼ぶご主人が倒れられて、
佐藤さんはすべての仕事をストップして介護中心の生活に。
付き添いばかりの生活で、洋服は毎日
ジーンズをはき、Tシャツの上にカシミアのカーディガンを。
そのとき「あれ?これだけで十分じゃない?」と思われたのだとか。

これを機に服を見直し、ご自身に必要な最小限のアイテムを「制服化」されたのでした。

夫婦でさんざんおしゃれにお金を使ってこられたのに
パシッと生き方を変えられた、その潔さにはびっくり!
そこには、夫とともに何を大事にして生きるか?という人生後半の価値観の大転換が
あったのだと思います。

 

「永遠のアイテムを、自分の人生に合わせてそろえていく」
という佐藤さんの制服化のモットーに深く頷きました。

私のような若輩者の本を、きちんと認めて褒めてくださる。
病気のご主人に寄り添い、自分の人生をひとまわり小さくする。

madameHとして、「個」を立てた発信をしていながら
そこには「自分が」と我を主張するのではなく、
人を尊重し、一歩引いて、その道を譲る……
という素晴らしい姿勢がありました。

本物の大人ってすごいなあ。
私も、誰かをちゃんと褒められる人に。
誰かに寄り添える人になりたいなあと思います。

 

 

 

みなさま、いい1週間を

 

 


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