「制服」には、その人の生きる姿勢がつながっていた!

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みなさま、三連休いかがお過ごしだったでしょうか?
千葉の電気の復旧が遅れているところへ雨……。
心が痛みます。

 

 

さて! 9月14日に「おしゃれの制服化」が発売されました!!
みなさま、お手にとっていただけたでしょうか?

この本を作って、改めて思ったのは、
「どんな人も制服を持っている」
ということでした。

 

一見、いつ見ても違った印象で、いろんな服を着ているかのように見える人も
「私に似合う形はコレ」と決めている………。

「制服化」は、少ない枚数で着回す、ということだけでなく、
自分を分析し、似合う形、サイズを見つけ、
「私」がどんな人なのか、相手に伝える……
というセルフプロデュースなのだということを知りました。

たとえば……。

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平井かずみさんは、いつもふんわりと優しい素材の服をまとい
女らしくて、素敵。

トラッドでメンズライクが好きな私とは、ずいぶん違うおしゃれです。

でも、ちゃんと「制服」を持っていらっしゃいました。

「私は、若い頃から『服が人に与える印象』がすごく大事だと感じながら過ごしてきた
気がするんです。(中略)
インテリアショップに勤めていたときにも
『私がお客さんなら、洋服のセンスが素敵な人に、インテリアコーディネートを
してもらいたいって思うよな」と考えていました。
時代ごとにテイストは変わっても、『どう見られているか』を意識しながら洋服を選んでいましたね」

そして、花の仕事をはじめたばかりの頃
初めて、雑誌に大きく取材してもらうときには、どんな服を着るか考えに考えたそうです。

平井さんにとって自分の制服を考えることは、自分の仕事への姿勢を伝えるひとつの手段だった……。

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ふんわりと優しい洋服の裏側には、そんなしっかりとした「考えるおしゃれ」がつながっていました。
いろんな人の「制服」には、その人の「生きる姿勢」がつながっていておもしろい!

 

これから、少しずつ取材した方について、このサイトでもお伝えしていければと思います。

 

 

みなさま、いい一日を!


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